さぬき市内にある3つの県立高校を統合して5年後に開校する予定の新しい高校のあり方を検討する会議が開かれ、現在の高校に設置されている学科は存続させたうえで、学科横断的な授業も行うなどとした基本方針が示されました。
さぬき市にある石田高校、志度高校、それに津田高校は、統合されて5年後の令和10年度に新たな高校が開校することになっています。
23日は各校の校長などが参加して統合後の高校のあり方などを検討する会議が開かれ、県教育委員会から教育方針の原案が示されました。
それによりますと、現在の高校に設置されている普通科や農業科、商業科など合わせて5種類の学科は、新たな高校でも存続させて専門性を深めるとしたうえで、幅広い能力を身につけるため学科横断的な授業を行うほか、地域の課題解決を図る活動を行うなどとしています。
これについて、委員からは「学科横断的な授業はおもしろいと思うが、専門性を深める時間が減ることが予想されるので、両立には工夫が必要だ」とか「大学進学も視野に入れた学力を保障する仕組みも必要ではないか」などといった意見が出されました。
県教育委員会は、23日の議論を踏まえて原案を修正することにしていて、協議会では今後、学科ごとの学習内容などについて議論を続けることにしています。
県教育委員会高校教育課の橘正隆課長補佐は「専門性と学科を超えた学び、地域課題解決を大きな柱としたブランドデザインを実現できるよう、今後も議論を重ね、地域の人に愛され、中学生が魅力的に感じる高校をつくっていきたい」と話していました。
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