Googleは18日(米国時間)、URLのタイプミス検出やLive Caption機能など、同社製品のアクセシビリティを向上する新機能およびアップデートについて紹介した。Global Accessibility Awareness Day(アクセシビリティを考える日)にあわせて公開したもの。
WebブラウザのChromeでは、アドレスバーにURLを入力した際のタイプミスを検出し、正しいと思われるものを提案する機能が加わった。ディスレクシアの人や言語学習をしている人、タイプミスをしてしまう人などにとって、以前に訪問したWebサイトに訪れるときの使い勝手が向上する。デスクトップ版ではすでに有効で、今後数カ月のうちにモバイル版にも実装される予定。
また、AIによるリアルタイム文字起こしのLive Caption機能を強化。通話機能向けにもLive Captionが有効となり、通話中の返事をタイプ入力すると、音声として読み上げて相手に届けてくれる。まずは最新のPixelで利用可能となり、その後順次対応機種を拡大していく予定。また、タブレット向けにキャプションボックスの最適化も行なっている。
そのほか、視覚障害者のコミュニティとともに開発を進めてきたLookout機能では、新たに「image question and answer」を追加し、一部グループ向けにクローズドベータを開始した。画像にキャプションや代替テキストがない場合でも、DeepMindの開発したAIが画像を処理して内容を説明してくれる。加えて、Googleマップで車椅子対応の入口があるかどうか確認できる機能についても紹介している。
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