台風接近による悪天候の影響で第2ラウンドは2日へ順延となった。

会場周辺では早朝から雨が降っており、コース整備などのため午前6時45分の開始を2時間15分遅らせて午前9時開始に変更。すでに9組がスタートしていたが、天候は回復せず同9時44分に中断。コースコンディション悪化のため、そのまま順延が決まった。

午前9時50分から渋野日向子、原英莉花と同組でのスタートを控えていた稲見萌寧は「今日は厳しい状態が続いていたので、集中しようとはしていたんですけど、練習場に水がたまって打てない状態が続いていたりとかもあって」と状況を明かし、「明日からは平等にできるので、それは逆に良かったんじゃないかなと思います」と話した。

第2ラウンドはすでにスタートしていた選手のスコアもリセットし、10月2日に仕切り直して実施。その後は第3ラウンドを3日、最終ラウンドを予備日の4日にスライドして行う。

稲見はショットの不調で第1ラウンドを通算1アンダー、71と伸ばし切れずに終えており、「ショットを修正する時間はあるので。少しでも何とかできればいいと思います。このあとは練習場に行って調整します」と恵みの雨に変えることを誓った。