人口減少対策について考えるセミナーが松山市で開かれ、子どもを産み育てやすい環境を整えるため、男性についても働き方改革を進める必要があるなどという意見があがりました。
セミナーは県が松山市で開き、企業の人事担当者や自治体職員などおよそ300人が参加しました。
この中で、元厚生労働省の事務次官で、現在は企業の社外取締役として働き方改革に取り組む村木厚子さんが講演し、子どもを産み育てやすい環境を整えるため、女性だけではなく男性の働き方改革についてもいっそう進める必要があると指摘しました。
その上で、働く人が健康を維持し、家族を大切にできるよう長時間労働を廃止したり、場所と時間にとらわれない働き方を推進させたりして、魅力的な職場環境の整備に取り組むべきだと訴えました。
このあと、働き方改革に関わる企業の担当者などによるパネルディスカッションが行われまずは改革に手をつけ、失敗したら修正するという柔軟な考え方が必要だとか、フレックスタイム制を導入し、子育てや介護といった働く人のニーズに応えるべきだといった意見が交わされていました。
愛媛県総合政策課の一政恒之課長は「人口減少問題に対して県全体で取り組むためにも、企業の担当者などに働きかけていきたい」と話していました。
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