日銀は3月9日、10日に金融政策決定会合を開催します。なお、雨宮正佳副総裁と若田部昌澄副総裁は3月19日、黒田東彦総裁は4月8日に、それぞれ任期満了を迎えるため、今回は現総裁・副総裁の体制下で最後の会合となります。市場では、現状維持を予想する向きが大半ですが、黒田総裁が最後にサプライズを起こすのではないかとの声も一部に聞かれます。
日銀は昨年12月20日、イールドカーブ・コントロール(YCC)における10年国債利回りの許容変動幅を、上下0.25%から0.5%へ拡大することを突然決定しました。債券市場の機能低下に対処するためのものでしたが、依然として利回り曲線のゆがみは解消されていません(図表1)。そのため、市場では少数派ながら、黒田総裁が3月の会合で変動幅の再拡大に踏み切る可能性を指摘する向きもあります。
からの記事と詳細 ( 2023年3月日銀金融政策決定会合プレビュー - 三井住友DSアセットマネジメント )
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