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Thursday, May 19, 2022

投手戦 聖光学院制す 福島商打線つながり欠く 春季高校野球福島県大会 | 福島民報 - 福島民報

【福島商―聖光学院】被安打1で完封した聖光学院の主戦佐山
【福島商―聖光学院】被安打1で完封した聖光学院の主戦佐山

▽準々決勝 聖光学院1-0福島商

 聖光学院が福島商との投手戦を制した。聖光学院は二回、三田寺の中前打などで2死二塁とし、佐山の左前打で先制した。主戦佐山が被安打1、11奪三振で完封した。福島商は主戦山田が1失点で完投したが、打線が振るわず流れをつかめなかった。

■聖光学院・佐山投打に躍動 1安打11K完封、決勝打

 聖光学院の主戦佐山未来は1安打完封でチームを2年連続19度目の準決勝へ導いた。二回以降は安打を許さなかった。3月の選抜大会(センバツ)以来の公式戦完投に「直球で多くの空振り三振を奪えた」と胸を張った。

 センバツの2回戦で敗れてからは、心身の疲労から球速が上がらず調子を取り戻せなかった。斎藤智也監督ら首脳陣から下半身のフォームを修正するよう指導を受け、足を踏み込む際、プレートからの距離を長くした。制球が安定し、直球の球威も取り戻した。

 一回は安打を許したが「打たれても仕方ない」と気持ちを切り替えた。二回以降、力のこもった直球を中心に、11三振を奪う快投を見せた。打者に合わせて大胆に配球を変えるなど、試合巧者ぶりも発揮した。

 「自分の投球は変わらない。やるべきことをやる」と次戦を見据えた。

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