[東京 24日 ロイター] - <13:45> 日経平均は高値もみ合い、半導体関連は伸び悩み 後場の日経平均は高値もみ合いとなっている。一時474高の2万7381円00銭 に上昇した。 午前中に大幅高となった東京エレクトロンやアドバンテストといっ た半導体関連株の一角が利益確定売りに押され、前引け時点からやや値を下げている。 ただ、指数の底堅さも意識されている。米国のイエレン財務長官が23日、訪問先の ザンビアで「米国では力強い労働市場とインフレでの前進が引き続き見られると考えてい る。非常に明るい兆しだ」などと述べたことが伝わっており、「米景気のソフトランディ ングへの思惑から、投資家心理が改善してきている」(国内証券のストラテジスト)との 見方が聞かれた。 業種別では、鉄鋼が後場にマイナス転換した。市場では「このところ上げが目立って いたこともあり、伸びが鈍化すると利益確定売りに押されやすい」(別の国内証券のスト ラテジスト)との声が出ていた。 <11:45> 前場の日経平均は3日続伸、2万7000円回復 米株高を好感 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比433円57銭高の2万7339円6 1銭と3日続伸した。米株高を好感して幅広い銘柄に買いが入り、節目の2万7000円 台を回復。上げ幅は一時450円を超え、日銀が金融政策を一部修正する前の水準まで上 値を伸ばした。 前日の米株市場では主要3指数がそろって上昇した。日経平均は寄り付きから240 円高としっかり。ハイテク株比率の高いナスダック総合が2%超高となったこと を受けて値がさ株や半導体などのハイテク株が買われ、相場を押し上げた。前場後半には 前営業日比約450円高の2万7359円93銭と、昨年12月16日以来の水準まで上 昇。12月20日に日銀が金融緩和策を一部修正する前の水準を回復した。 市場では、昨年末からの軟調な地合いから「ムードは好転している」(アイザワ証券 の市場情報部情報二課・横山泰史氏)との声が出ている。米金融引き締めの長期化懸念が 和らいでいるほか、日銀の金融政策修正の思惑がいったん後退し投資家心理が上向いてい る。きょうはドル/円相場が昨日の取引時間中に比べて円安に進んでおり、「為替も好感 されているようだ」(国内証券・ストラテジスト)という。 ただ、日銀の金融政策については「一時的に(政策修正の)懸念が和らいだに過ぎな い」(アイザワ証券・横山氏)との指摘もある。次期総裁の人事次第では再び政策修正の 思惑が広がる可能性があり、日経平均はいったん2万7000円台で値固めとなると予想 されている。 TOPIXは1.35%高の1971.55ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆4242億9000万円だった。東証33業種では全業種が値 上がり。機械、電気機器、金属製品などが上昇率上位に入った。 個別では、ジーエス・ユアサ コーポレーションが続伸し、3.6%高とな った。ホンダと23日、高容量・高出力のリチウムイオンバッテリー分野の協業 に向けて基本合意したと発表し、業績拡大への思惑が先行して買いが入った。 東京エレクトロン、ソフトバンクグループなど値がさ株もしっかり で、それぞれ3%超高で推移した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1490銘柄(81%)、値下がりが28 7銘柄(15%)、変わらずが60銘柄(3%)だった。 <10:23> 日経平均は上げ幅拡大、一時390円高 値がさ株やハイテク株堅調 日経平均は上げ幅を拡大し、前営業日比約320円高の2万7200円台前半で推移 している。上げ幅は390円を超える場面もあり、堅調な展開となっている。前日の米ハ イテク株を好感して、半導体や電子部品の関連銘柄の上昇が目立っているほか、値がさ株 もしっかり。東京エレクトロンが3.5%高、ソフトバンクグループが 2.3%高となり、2銘柄で日経平均を83円ほど押し上げている。 テクニカル面では、下値として意識されていた25日移動平均線(2万6417円1 5銭=現在)や、これまで節として機能してきた75日線(2万7184円24銭=同) を明確に抜けている。足元では200日線(2万7225円42銭=同)も上抜けており 、「上昇に弾みがつくとみられる」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。 <09:05> 寄り付きの日経平均は3日続伸、節目の2万7000円を回復 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比244円39銭高の2万7150 円43銭と、3日続伸してスタートした。前日の米株高の流れを引き継いで幅広く買いが 広がり、節目の2万7000円を回復。寄り付き後も360円超高と上げ幅を拡大し、し っかりの展開となっている。値がさ株が上昇しているほか、自動車など輸出株も堅調に推 移している。 個別では、ファーストリテイリングが1.2%高、ソフトバンクグループ<9 984.T>が2高となっているほか、東京エレクトロンは3%高としっかり。 東証33業種では全業種が値上がりし、電気機器、機械、卸売業などの上昇が目立っ ている。 <08:22> 寄り前の板状況、ニッコンHDは買い優勢 ワキタは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ニッコンHLDG 21% 2,87 2,87 2,87 2,37 3 3 3 3 2 MS―Japan 19% 1,27 1,27 1,27 1,07 6 6 6 6 3 ジェイテックコーポレーション 16% 3,36 3,36 3,37 2,91 8 5 0 1 4 スタンレー電気 10% 2,89 2,88 2,89 2,62 0 9 0 2 5 三菱総合研究所 9% 5,35 5,35 5,35 4,89 0 0 0 0 6 第一三共 8% 4,60 4,59 4,60 4,27 0 9 0 0 7 山梨中央銀行 6% 1,23 1,22 1,23 1,15 0 9 0 6 8 秋田銀行 6% 1,90 1,89 1,90 1,79 0 9 0 1 9 宮越HLDG 5% 935 934 935 887 10 テモナ 5% 297 296 297 282 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ワキタ -17% 981 980 981 1,17 7 2 日新電機 -9% 1,19 1,19 1,19 1,30 1 0 1 2 3 ダイト -6% 2,43 2,43 2,43 2,59 9 9 9 8 4 日伝 -5% 1,68 1,68 1,68 1,77 6 5 6 0 5 プロレド・パートナーズ <7034. -5% 485 485 485 509 T> 6 ウイルプラスHLDG -4% 1,04 1,04 1,04 1,09 8 8 8 7 7 ユー・エム・シー・エレクトロ -4% 462 461 462 483 ニ 8 ニフコ -4% 3,16 3,16 3,16 3,30 3 0 5 0 9 コクヨ -3% 1,75 1,75 1,75 1,80 0 0 0 1 10 三井住友トラストHLDG <830 -3% 4,55 4,55 4,55 4,67 9.T> 1 0 1 5 (
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