2日の東京外国為替市場、日銀の黒田総裁の発言から日銀が金融政策を修正するのではないかという思惑が広がって円が買われ、円相場は値上がりしました。
2日の東京市場では、日銀の黒田総裁が、衆議院の財務金融委員会で「将来2%の物価安定目標の実現が見通せるような状況になったときには、いまの金融政策の枠組みを柔軟化することは選択肢としてありうる」と述べたことを受け、投資家の間で日銀の金融政策の修正への思惑が広がりました。
このため、ドルを売って円を買う動きが強まり、円相場は1ドル=147円台前半まで値上がりしました。
午後5時時点の円相場は、1日と比べて59銭円高ドル安の、1ドル=147円33銭から35銭となっています。
ユーロに対しては、1日と比べて1円24銭銭円高ユーロ安の、1ユーロ=145円63銭から67銭となっています。
ユーロはドルに対して、1ユーロ=0.9884から86ドルでした。
市場関係者は「日銀の黒田総裁は、これまで大規模な金融緩和を続けることを強調していたため 投資家の間では、きょうの発言が驚きをもって受け止められた。市場では日本時間のあす未明に公表されるアメリカの金融政策を決める会合の結果に関心が集まっている」と話しています。
からの記事と詳細 ( 円相場 1ドル147円台 日銀総裁発言で金融政策修正の思惑広がる - nhk.or.jp )
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