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Saturday, September 10, 2022

試合情報 - 京都サンガ

監督コメント

京都サンガF.C.

曺貴裁 監督

前半立ち上がり相手の球際へのアグレッシブさに少し押されそうになりましたが、そこをしのぎ、理想的な展開で点を取ることができました。前半、終盤の豊川(豊川雄太選手)のヘディングが決まっていればもう少し有利にすすめることができたのですが、サッカーではそういうこともあると思います。後半、飲水タイムぐらいまではある程度我々のリズムで進められたのですが、相手が交代選手を送り込んできて試合展開が熱くなってきました。最後、形を変えた後に失点したので、あの采配がどうだったかは反省しなければなりませんが、自分としては良かれと思ってやりました。最後の15分は押し込まれたものの、鹿島さん相手に一歩も引かずカウンターのチャンスをつくるなど、自分たちの良さを出すことができました。また、アウェイで対戦したときよりも堂々とプレーできるようになったという成長も見られたと思います。この勝点1でようやく30ポイントに達しましたが、あと7試合と天皇杯はファン・サポーターの皆さんやスポンサーの皆さんに喜んでもらえるよう、そして、来年もJ1で戦えるよう勝利を届けたいです。中3日で強豪のマリノスさんとの試合がありますが、前回の対戦では手の平の上で転がされたような展開になってしまったので、それを覆すことができるよう、選手たちと一緒にしっかり準備していきたいと思います。


●立ち上がりに押されていましたが、飲水タイムやハーフタイムで修正するのでなく、選手たちがピッチの上で修正したところに成長を感じるのですが、どのように見られていましたか?

相手とのかみ合わせの中でサイドが高い時に数的優位をつくり、三竿選手のところで拾えない感じだったのですが、最後は鹿島さんのクロスが上がってくるので、そこに対する練習を今週やってきました。選手もここでしのげばチャンスがあると考えていましたし、実際にカウンターで相手コートに入って行けたシーンもありました。ですから手応えがまったくない中で攻められていたというよりは、ある意味、手応えを取り戻すために膝をかがめていた時間帯だったと考えています。これがJ1はじめの頃でしたら慌てて失点していたところですが、最近はそういった場面があっても精神的な成長が見られるので、こちらからバタバタしていたという印象はありませんでした。

●今日の勝点1をどのように捉えていますか?

勝点1を獲ったという事実だけがあると捉えています。理想を言えば3獲りたかったですが、今の自分たちの状況の中で1ポイント取れたことはネガティブなことやマイナスな話ではないと思います。


●後半、どんどん圧力をかけてくる鹿島にうまく対応できていたという印象ですが、どのように見ていましたか?

鹿島さんも勝利を狙ってペースを上げてきたので、そのペースに飲まれそうでしたが、少し鹿島さんの足が止まった時にうまくチャンスをつくることができたと思います。後半、あと5分、10分しのげば彼らも少し慌てだして我々のカウンターのチャンスがもう少しあったのではないかと思うのですが、鹿島さんはどこからでもシュートが打て、決定力もあります。最後まで身体を張って守った我々の守備は評価したいです。

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