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Friday, June 10, 2022

正式決定前に…参院選の掲示場に「投票日」明記 フライング、なぜ? [参院選2022] - 朝日新聞デジタル

 今夏の参院選に向け、山形市選挙管理委員会が10日、山形選挙区(改選数1)の候補者ポスター掲示場の設置を始めた。ところが、まだ正式に決まっていない投票日を「7月10日」と明記。担当者は「正式決定を待っていたら作業が間に合わない」と理解を求めている。

 「いつ投票日が決まるのかと、ずっとやきもきしている」。市選管の担当者はそう明かす。

 参院選の期日は22日公示、7月10日投開票と想定されてはいるものの、まだ閣議で決まっているわけではない。ただ、この日、設置を始めた掲示場の案内には、投票日を「7月10日(日)」と赤い太字で表記。20日までに市内約450カ所に設置する計画だ。

 市選管によると、正式決定を待つと公示までに掲示場の設置が間に合わないため、「フライング」で作業を始めたという。

 万が一、投票日が別の日になった場合は、シールを貼って修正する。このほか投票の入場券や公式サイトなどで正しい投票日の周知も図る予定だ。

 担当者は「通常は投票日が確定してから掲示場を設置するが、今回は特別な対応をした。市民の皆さんには、ご理解頂きたい」と話している。

 県選管によると、県内では計約4600カ所に設けられる予定。小川尭洋

参院選2022

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