<日本ハム3-2楽天>◇10日◇札幌ドーム
中4日で先発した日本ハム上沢直之投手(28)を注目してみていた。まずチェンジアップの精度が良くなかった。それを修正するのに苦労しているように見受けられた。直球は力があったが、変化球が高めに抜けてしまう点は、中4日というのが影響していた可能性がある。
今後、先発ローテは中4日で回す構想を新庄監督は持っていると思う。おそらく上沢は前回登板からブルペンは1度も入っていないはず。もともとブルペンで投げなくても、対応できるタイプではあるが、中4日の場合、調整期間は限られるので、今後対策が必要になるだろう。メジャーの投手にもいるが、登板前々日に1度、ブルペンで調整してもいいかなと感じた。
打線では松本剛の存在感が際立っている。状況に応じ、考えてプレーするタイプで、この日の2本の安打も技術だけではなく、相手投手の傾向を頭に入れた上で、しっかり変化球をとらえていた。8回の盗塁もしつこくけん制球を入れられる中、成功してチャンスを広げた。10回も犠打を決め、サヨナラ勝ちをお膳立てした。すべてにおいて今の打線から外せなくなっている。(日刊スポーツ評論家)
- このコラムにはバックナンバーがあります。
からの記事と詳細 ( 【建山義紀】中4日影響か…日本ハム上沢直之は変化球精度に苦労 登板前々日ブルペン調整も一考 - 評論家コラム - 野球コラム - ニッカンスポーツ )
https://ift.tt/DAoCilM
No comments:
Post a Comment