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Sunday, March 20, 2022

部活の未来考える「行政が費用負担を」為末大さん講演 - 岐阜新聞

「子どもたちの未来のために」と題して講演する為末大さん=岐阜市長良福光、長良川スポーツプラザ

 陸上で五輪に3度出場し、男子400メートル障害日本記録保持者の為末大さん(43)が、岐阜市長良福光の長良川スポーツプラザで講演した。国が2023年度から中学校の休日の部活動を段階的に地域移行させる方針を示す中、今後の部活動が目指すべき形などについて語った。

 岐阜陸上競技協会が「県陸上競技学校部活動・クラブ活動指導者研修会」の一環で開催。県内の小中学校や高校の教員、クラブチームの指導者ら約70人が出席した。

 為末さんは「子どもたちの未来のために」と題して講演。今後の部活動について、民間や地域のNPO法人が運営したり、学校法人などが学校の管理外の社会教育事業として運営したりするといった目指すべき形を四つの分類に分けて紹介。「行政が費用負担するなど新しい財源をつくり、各家庭や指導者のサポートに充てるべき」と語った。

 また、社会がめまぐるしく変化する中、時代に合わせて柔軟に変わっていける人材が求められているとし、「仮説を立て、やってみながら都度修正する」「組織に依存せず独立心を持ち、いろんな人と仕事ができる」といった人材を育てることが教育に求められていると述べた。

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