[ローマ 22日 ロイター] - イタリア財務省高官は22日、今年の経済成長率予想を前回の4.7%から3%前後に下方修正する見通しだと明らかにした。エネルギーコストの上昇とロシアのウクライナ侵攻に伴う混乱が背景という。
財務省のマリア・チェチリア・グエラ次官は「成長予想を修正する方針で、今年は3%前後とみている」とラジオ番組で語った。
昨年の成長率は6.6%、2020年は新型コロナウイルス感染抑制のためのロックダウン(都市封鎖)延長で過去最大のマイナス9.0%だった。
ただ、もともと今年の滑り出しは低調で、1月の鉱工業生産は前月比3.4%減少と、ウクライナ侵攻に伴う逆風前から1年超ぶりの落ち込みを示していた。
既に高騰していたエネルギー価格が紛争でさらに押し上げられ、農業に供給危機が発生。連立与党がドラギ首相に追加対応を求めて圧力をかけている。
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