[ワシントン 2日 ロイター] - 米アップルは2日、上院委員会での可決が見込まれているアプリストア規制法案を巡り、現行の内容で承認しないよう求める書簡を議員らに送った。ロイターが写しを確認した。
上院司法委員会は、アップルやアルファベット傘下グーグルが運営するアプリストアへの規制強化につながる法案を3日に採決する見通し。ストア側が自社の決済システムを使用するようアプリ提供者に義務付けるのを禁止するほか、他のストアや決済システムで価格を変えてアプリを販売する行為を罰することも禁止する。
アップルは司法委の主要メンバーに送った2日付の書簡で「オープン・アプリ市場法には消費者の福祉や競争、革新を損なう措置が盛り込まれている」と主張。
アップルのストアを利用せずにアプリをダウンロードする「サイドロード」を認めれば、アプリ提供事業者はアップルの「消費者寄りのプライバシー保護」を回避することになると指摘した。
その上で「中央集中型のアプリ審査・配信を通じてアップルが確実に消費者を保護できるよう、委員会がオープン・アプリ市場法を修正し、サイドロード義務付けと解釈され得るいかなる条項も削除することを強く勧める」とした。
法案は民主党のリチャード・ブルーメンソル、エイミー・クロブシャー両上院議員と共和党のマーシャ・ブラックバーン上院議員が提出した。
からの記事と詳細 ( 米アップル、アプリストア規制法案の修正要請 議員に書簡 - ロイター (Reuters Japan) )
https://ift.tt/PBzTpZywr
No comments:
Post a Comment