ヤクルト・村上宗隆内野手(22)が22日、今季初実戦となる楽天との練習試合(浦添)に「4番・三塁」で先発出場し、四回に左中間席へ〝1号〟ソロを放った。1月下旬に新型コロナウイルスに感染して出遅れたが、志願の出場で全快をアピール。高い修正能力も見せつけ、3月25日の開幕戦(対阪神、京セラ)に向けて不安はない。プロ野球のオープン戦は23日にヤクルト-巨人の1試合(浦添)で開幕する。
これが村上だ。全く不安を感じさせない爽快な一発だった。四回。右腕の安楽が投じた144キロの外角速球を捉え、反対方向の左中間席へ〝1号〟ソロ。場内は一気にざわめいた。
「1打席目に少し引っかけたので、少し修正しながら。試合の感覚を取り戻すために考えながらやりました」
高い修正能力を発揮した。一回2死一塁の第1打席。東京五輪でともに金メダルを獲得した田中将の141キロの投球を引っかけて一ゴロに。「打席を楽しめた」と振り返ったが、主砲の目は次の打席に向いていた。
「どういうふうに修正するんだっけ?というところを意識しながら。(四回は)そういった(ことができた)打席だった」
試合中にスイングを修正して結果につなげ「あれがレフトフライでもセンターフライでも満足している。修正できたことが一番良かった」とうなずいた。
超人的なスピード仕上げだ。1月下旬に新型コロナウイルス陽性と判定され、宮崎・西都2軍キャンプに合流したのは2月5日。1軍合流は19日で、当初は26日の楽天戦の出場を目指していた。ただ状態が良く、この日の出場を志願。今季初アーチで全快をアピールした。
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