来年夏の参院選宮城選挙区(改選数1)で野党共闘による候補者擁立を目指す「市民連合みやぎ」は25日、仙台市内で集会を開いた。関係者約200人が参加。前々回(2016年)、前回(19年)に続く野党3連勝に向け、立憲民主党や共産党の国会議員らが結束を呼び掛けた。
10月の衆院選で新潟5区の野党統一候補となり初当選した米山隆一氏が講演。自身の選挙を振り返り、「候補者調整に時間がかかれば活動が減り、主張も総花的になる。関心を持たれる争点設定など努力が必要だ」と力を込めた。
新執行部が共闘の在り方を修正する方針を示す立民の石垣のり子氏(参院宮城選挙区)は「力を合わせてきた筋を通す。上が何を言おうが、皆さんとの覚悟は変わらない」と強調。共産の高橋千鶴子氏(衆院比例東北)も「絆は来年も必ず実る」と訴えた。
自民党では県連が公認申請を決めた前県議会議長の石川光次郎氏と、無所属現職の桜井充氏が公認を争う。立民の鎌田さゆり氏(衆院2区)は全県の支持基盤が厚い桜井氏が相手になると予想した上で、「どちらにしろ男性だ。絶対に女性を立てて差別化を図りたい」と持論を展開した。
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