「オミクロン株へのワクチン効果低下する可能性」モデルナCEO
アメリカの製薬会社・モデルナの最高経営責任者が新型コロナの新たな変異ウイルス「オミクロン株」について、既存のワクチンの効果が低下する可能性があるとの見方を示していることが明らかになりました。
これは、モデルナの最高経営責任者・バンセルCEOがイギリスの新聞「フィナンシャル・タイムズ」とのインタビューで明らかにしたものです。それによりますと、バンセルCEOは初期の新型コロナウイルスと比べ、オミクロン株に対する既存のワクチンの効果ははるかに低くなると予測。そのうえで、製薬会社が新しい変異ウイルスに特化したワクチンが製造できるまでに数か月かかるだろうとしています。
このほか、オミクロン株について、ウイルスがヒトの細胞に侵入するために必要な「スパイクタンパク質」に多くの変異があること、また、南アフリカで急速に広がっていることから、来年に現在のワクチンを修正する必要があると指摘しています。
一方、バンセル氏はインタビューの中で「夏までに10億回分のワクチン投与を行うことは可能か?もちろんだ」とも語っていて、来年には20億から30億回の投与が可能との見通しも示したということです。
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