[東京 26日 ロイター] -
<09:30> ユーロ1.17ドル後半、ECBが経済予測上方修正の可能性
ユーロ/ドルは1.1770ドル付近で前日の高値圏を推移している。
前日は欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁が、第3・四半期の指標が好調なためユーロ圏のマクロ経済予測を9月に再び上方修正する可能性があると述べたことが話題を呼んだ。
これまでは金融政策の正常化について、ECBが慎重派、米連邦準備理事会(FRB)が積極派という構図だったが、「デギンドス副総裁のタカ派発言を受け、ジャクソンホール会議でパウエルFRB議長が早期テーパリングに後ろ向きな発言をすれば、事態は逆転する。ユーロ買い/ドル売りが進みそうだ」(外為アナリスト)との意見が聞かれた。
ドル/円は110.04円付近。対円ではドル高基調だが、対ユーロや資源国通貨に対してドルは弱いため、上昇局面では利益確定や戻り売りが出やすいという。
目先の上値めどは、一目均衡表の雲の上限とされる110.13円付近。
<07:40> ドル109.60─110.40円の見通し、110.50円到達は困難か
ドル/円は110.02円付近、ユーロ/ドルは1.1772ドル付近、ユーロ/円は129.51円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が109.60―110.40円、ユーロ/ドルが1.1720─1.1820ドル、ユーロ/円が129.00―130.00円とみられている。
前日のニューヨーク市場では、7月の米耐久財受注で、国内総生産(GDP)の設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷の伸びが加速したことや、米長期金利が1.34%台まで上昇したことを受け、ドルは110.12円まで買い進まれた。
きょうは、「前日の流れを引き継いで、ドル高地合いとなりそうだが、ジャクソンホール会議を目前に控えて、110.50円までドル高が進行するのは難しいだろう」(外為アナリスト)という。
投機筋は同会議でのパウエルFRB議長の講演で、ドル買いの梯子を外される可能性があるので、現時点では無理にドルロングを増やさないとの見立てだ。
リスクオフ要因としては、厚生労働省が26日、複数の接種会場から、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物の混入があるとの報告があったとして、約163万回分の接種を見合わせると発表したことがある。
厚労省や流通を担う武田薬品工業の発表によると、モデルナにこれら異物の詳細や、原因に関する緊急調査を依頼し、モデルナが調査中だという。
全スポットレート(ロイターデータ)
アジアスポットレート(同)
欧州スポットレート(同)
通貨オプション
スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)
スポットレート(日銀公表)
※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください
からの記事と詳細 ( 〔マーケットアイ〕外為:ユーロ1.17ドル後半、ECBが経済予測上方修正の可能性 - ロイター )
https://ift.tt/3yi5p9K
No comments:
Post a Comment