BPO(=放送倫理・番組向上機構)の青少年委員会は、24日、「痛みを伴うことを笑いの対象にするバラエティー番組」について審議入りを決め、25日、公表しました。 出演者に痛みを伴う行為を仕掛けて、それを別の出演者らが笑うなど、「苦痛」を笑いのネタにする番組に対し、視聴者らから「不快だ」「いじめを助長する」などの意見が継続的に寄せられているため、審議入りするものです。 BPO青少年委員会が公募し、毎月リポートの提出を受けている「中高生モニター」からは、「笑わせるのが仕事の芸人であっても追いつめるのはよくない」などという意見がある一方、「本当にイヤならNGを出すはずで、私たちが勝手に『苦痛だ』と決めつけるのはあまりよくない」といった“擁護論”も見られます。 青少年委員会は、番組を特定せずに次回9月から実質的な審議を行い、委員会としての考えをまとめる予定です。
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