500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。 今回は、付き合う男性が、全員モラハラ化してしまうという女性のお話です。この悩みを抱える女性は多く、自分でもうすうす気が付いているのに、対処方法がわからないもの。実例と共に紹介していきます。
結婚後、2か月目から夫の暴言とDVが始まる
関西でネイルサロンを複数店舗経営している、三田恭子さん(仮名・34歳)は、4年前に離婚し、5歳の娘と暮らすシングルマザーです。 元夫は外資系金融機関で働く金融マンで、友人の主催した合コンで出会い、交際半年で結婚。しかし、結婚生活は2年で幕を閉じることに。 原因は、結婚後2か月ほど経った頃から始まった、元夫の暴言と暴力でした。「誰の金で生活できてると思ってるんだ」「お前のような女を養ってる寛大な俺に感謝しろ」などの暴言にはじまり、やがては平手打ちをされたり、蹴られたりすることもしばしば。 子どもが生まれれば、変わってくれるかもしれない……そんな淡い期待もすぐに裏切られます。娘が生まれても、元夫の暴言と暴力が止まることはありませんでした。 離婚を決意した恭子さんでしたが、心配なのはその後の生活です。 結婚するまでは、大手企業の役員付けの秘書として働いていましたが、元夫の強い要望もあって、結婚を機に退職。専業主婦になっていた恭子さんには、就職に活かせるキャリアというものがありません。 しかし、これ以上、夫の暴力や暴言に耐えることもできず、それまで誰にも相談できなかった夫婦の問題を、はじめて実家の両親に相談したのでした。 話を聞いて驚いた両親は、すぐさま恭子さんと孫を実家に呼び戻します。その後、弁護士を立てて元夫と交渉し、離婚に向けて動き出したのです。主導権を握ったのは、恭子さんのお母さんです。
慰謝料も養育費もなし、働こうとするも、シンママは門前払い
元夫は「恭子を良い方向に導こうとしただけ」と、離婚は絶対にしないと言いましたが、ご両親と敏腕弁護士のタッグにより慰謝料も財産分与もなしで、親権は恭子さんということで、離婚が成立。 恭子さんと娘は、しばらく恭子さんの実家で生活することになったのでした。 離婚が成立し、当面の生活の拠点として実家暮らしができるとはいえ、働かないわけにはいきません。しかし就職活動は苦労の連続です。まだ乳幼児の娘のことは、両親も手伝ってくれていますが、履歴書の段階で門前払い。幼い娘がいるというと、「失礼します」と電話を切られたこともあったとか。 恭子さんは当時のことを、「シンママ(シングルマザー)に世間の風は冷たかった」と振り返ります。そして「このまま就職できないなら。いっそのこと、自分で初めてみればいいと思ったのです」と加えました。 そして、恭子さんは、実家の一部を改装してネイルサロンをオープンしたのです。 恭子さんはいくつかの通信講座を受けており、ネイリストの資格を持っていました。 かつての同僚から、ネイルサロンの経営者を紹介してもらったり、勉強会に参加したりして、1か月間不眠不休で働いて、サロンをオープン。 もともと商売の才覚が恭子さんにはあったのでしょう。住宅街の片隅で、住宅の一部を改装しただけの地味なネイルサロンでしたが、SNSでの口コミが広がり、すぐに繁盛店に。 やがて駅前のビルにサロンを移すと同時に、人も雇いはじめ、最初にオープンしてから3年目にして近隣に店舗を4つも出店するほどの規模になっていったのでした。 それまで、地元では、出戻り娘が何か怪しげなことをはじめていると冷ややかな視線を浴びつつ、陰口を言われることも少なくありませんでした。 しかし、ネイルサロンの経営が軌道に乗り始めてからは、恭子さんのことを悪く言う人はいなくなりました。 そんなときに恭子さんが出会ったのが、外資系保険会社で外交員として働く雅也さん(仮名・38歳)だったのです。 知人の経営者から、「経営者向けの保険に入っていた方がいいよ」と紹介され、指定のカフェに行くと、いかにも外資系の保険外交員という姿の雅也さんがいました。高身長にがっしりした筋肉、ビシっとしたスーツを身にまとった、爽やかなイケメンでした。 雅也さんは、恭子さんに役立ちそうな保険プランの案を用意してくれていました。もちろん、恭子さんはすでに他社での保険に入っているし、今回雅也さんに会ったのも、紹介してくれた知人経営者の顔をたてるためです。なので、雅也さんの提案する保険プランには、まるで興味がありません。 一通りの説明を受け、やがて席を立とうとした恭子さんに、雅也さんが唐突に切り出しました。 「よかったら今度、保険の話は抜きで、食事でもどうですか」と。 社交辞令と思って、その場は了承した恭子さんのもとに、雅也さんから食事の誘いの連絡が入ったのは、それから3日後のことでした。 熱心に告白されると断り切れない……。続編に続きます。 (教えてくれた人/小川健次) 恋愛カウンセラー/営業・マーケティングコンサルタントとして、年間約500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のためのアドバイスが支持される。同時に、中小企業を対象とした営業、マーケティングのコンサルティングを行う。 株式会社リエゾンジャパン代表取締役、社団法人感覚刺激と脳研究協会理事ほか、多岐にわたる活動をしている。 Blog : https://ogawakenji.com/
小川健次
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October 03, 2020 at 03:03PM
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