東京六大学野球秋季リーグ第3週第1日(3日、神宮)1回戦が行われ、早大が2-0で法大に勝利。ドラフト1位候補のエース・早川隆久投手(4年)が9回4安打13奪三振でリーグ戦初完封を飾った。最速155キロ左腕は、国内プロ10球団の球団幹部、スカウトが視察する中で、三塁も踏ませない好投を見せ、通算10勝目を挙げた。
最後まで危なげのない投球だった。早大のエース・早川はいつもよりもゆったりした投球フォームで、春を制した法大打線を相手にわずか4安打。三塁すら踏ませない圧巻のピッチングでリーグ戦初完封を飾った。
「とにかく法政に勝つことだけを考えてやってきた。(完封は)三振は意識せず、低めに丁寧に投げた結果。それも『10番』をつけているから、こうしてできたと思う」
主将でもある早川は151キロの速球を軸に、ツーシームも駆使して、無四球で13奪三振をマーク。本格派左腕が48試合目で通算10勝を手にした。
4年秋で初の完封勝利。開幕週(9月19日)の明大戦は17奪三振を記録したが、1失点で完封を逃した。今週火曜日には、大学時代に通算20勝で6完封を記録した小宮山監督から「ドラフトで1位指名される投手が一度も完封していないのは格好悪い」と背中を押され、「隙のない野球をしないといけない」と奮い立った。
10月26日のドラフト会議まで残り23日。アマ球界ではナンバーワン投手の呼び声が高く、野手の近大・佐藤とともに1位指名で競合は確実とみられている。この日のバックネット裏には国内10球団の球団幹部、スカウトが駆けつけた。
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