500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。 今回は、「縁がない」と悩むキャリア女子の方に多いリアルケースを紹介します。男性との出会いはあるのに、なぜ縁がないのか……その理由をひもといていきます。
34歳まで男性と深い仲になったことはない
大手電子機器メーカーの営業部門で働き、同期の中での出世頭として活躍している野本綾子さん(仮名・34歳)。彼女は、30歳を過ぎてから婚活をしていますが、最近は焦ってきました。なぜなら、同期入社の同僚や、大学時代の友人たちが、昨年から今年にかけて結婚ラッシュになったからです。 中には、すでに二人目の子どもを身ごもっている友人もいることを思うと、自分一人だけが取り残されたような気がしてしまいます。 綾子さんは、誰もが振り返るような美人です。でも、モテてはいるのに恋愛経験が少ないのです。直近の恋愛は12年以上前のこと、都内の名門大学の大学生だった頃に、アルバイト先の1歳上の男性と、1年間の交際をしただけです。綾子さんは「交際といっても、実際には数回のデートを重ねただけで、体の関係もない健全交際です。私は真面目なのです」と少々ドヤり気味に私に語りました。 そうはいっても綾子さんは、特別に潔癖だったわけではありません。12年前の交際中のことを伺うと、「彼がいつ誘ってくれるのかを待っていたんですけれど……」と言います。 育った家庭環境を聞くと、やはり名家のお嬢様でした。曾祖父の代から続く会社経営者の父と、その妻である母という厳格な両親と同居していることもあり、学生時代は外泊や旅行などはもってのほか。とても彼と、そういう気配にはならなかったそうです。 また、彼も奥手なタイプだったこともあり、何事もないまま、彼の就職とともに疎遠になり、自然消滅してしまったとのこと。
残業続きで出会いの場に行く気力がない
その後、綾子さんは就職します。社会人2年目くらいまでは、口うるさかった両親も、社会人3年目ともなると、何も言わなくなり、綾子さんも自由に出歩くようになります。 両親からは自由になったものの、今度は仕事が忙しくなってしまいました。後輩が増えるとともに責任も重くなり、連日の残業続きで、遊びに出歩く気力も体力もありません。 根が真面目な綾子さんは、与えられた仕事は最後まできっちりやり抜かないと、気が済まないタイプです。とにかく仕事に打ち込み、28歳のときには最年少での管理職に抜擢されます。その後、国外内を問わず出張で飛び回り、あっと言う間に20代を駆け抜けてしまったのでした。 恋愛から結婚を望みながら、それが叶わぬまま今に至ってしまった綾子さん。それでも、何もしていなかったわけではありません。 忙しい合間を縫って、合コンに出席したり、友人の紹介で男性に会ったり。何とか出会いの機会をつくっては、パートナーと巡り会うための活動はしていましたが、なかなか良いご縁には出会えません。 また父親の会社の取引先を介して、お見合いをしたこともありますが、何となく自分が父親たちのビジネスの道具にされているような気がして、結局どの縁談も良い結果にはなりませんでした。 しかし、気が付けば男性経験のないまま34歳に。女性誌や女性向けメディアを開くと、“高齢処女”の文字が目につきます。 「私は真面目に生きてきたのに、男性経験がないことをネガティブに語られていて、ホントに胸を痛めているんです。私は間違っていません」と強く言います。 しかし、同期や友人らの結婚ラッシュで、綾子さんの焦る気持ちは加速していきます。 「自信を持て、と言われていますが、私には自信があります。仕事では成果を出し、会社にも評価されている。しかし、こと恋愛に関していえば、まるでうまくいかないし、今後もうまくいくような気がしません。やはり、気が進まないまでも、両親に頼んでお見合いをさせてもらうしかないのでしょうか」 綾子さんにとどめを刺したのは、親友が34歳で結婚したこと。相手はマッチングアプリで知り合った男性だそうです。 「私はマッチングアプリで多数の男性の目にさらされる自信がない……」そう思いながら、結婚式の翌日に休日出勤をしたときのことです。 誰もいないと思ってオフィスの扉を開けると、デスクの一つに照明が点いていて、机の前で必死に書類を作っている男性の姿を見つけたのです。 それは、半年前に中途採用で入社し、綾子さんのチームに配属されていた彰二さん(仮名・29歳)でした。突然出勤してきた綾子さんの姿を見て、驚いて席を立って挨拶をする彰二さんに挨拶を返し、綾子さんも自分の机で仕事をはじめました。 この休日出勤でのあるエピソードで、綾子さんの心は彰二さんに傾くことになるのです。 5歳年下の後輩男子に抱く恋心、でも上司としては告白したらアウト!?続編に続きます。 (教えてくれた人/小川健次) 恋愛カウンセラー/営業・マーケティングコンサルタントとして、年間約500名の女性をカウンセリング。恋愛とキャリアの両立のためのアドバイスが支持される。同時に、中小企業を対象とした営業、マーケティングのコンサルティングを行う。 株式会社リエゾンジャパン代表取締役、社団法人感覚刺激と脳研究協会理事ほか、多岐にわたる活動をしている。 Blog : https://ogawakenji.com/
小川健次
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August 01, 2020 at 03:03PM
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