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Sunday, May 24, 2020

「アーセナルの勝利の文化が崩壊していた」コール氏が“禁断の移籍”を回想 - Goal.com

元イングランド代表DFアシュリー・コール氏が、2006年の“禁断の移籍”を振り返った。

アーセナルの下部組織出身であり、1998年にデビューを飾ったコール氏。以降2004年にプレミアリーグ史上唯一の無敗優勝を経験するなど数々のタイトル獲得に貢献し、当時は「世界最高のサイドバック」と評価されていた。

しかし2006年、同じロンドンに本拠を置く宿敵チェルシーへと移籍。アーセナルサポーターから「金のための移籍」として強烈な批判を浴びせられるなど、大きな物議を醸すこととなった。

チェルシー移籍後はチャンピオンズリーグ(CL)制覇などを経験したコール氏だが、『BBC』で“禁断の移籍”を回想。決断に至った理由を明かしている。

「私がアーセナルでキャリアを始めた時、チームには核がいた。(マーティン)キーオン、(デビッド)シーマン、(パトリック)ヴィエラ、(ティエリ)アンリとかね。環境面での適応は簡単だった」

「だが彼らが退団し始めた時、私はアーセナルの勝利の文化に穴が開き始めたと感じた。崩壊しているような気がしていたし、ギャップを埋められていないように感じたんだ。だから、異なる文化の中で自分自身を確立するという意味で、そして勝利への意欲と欲求によって移籍を決断したんだ」

またアーセナルサポーターによる反発にも言及。再び同じ状況となったら別の決断をするかと問われると、「そうだね、振り返ってみれば間違いなくお互いにミスがあったと思う」とし、「金のための移籍」と言われることに不満を抱えていると語った。

「100%私のせいでもなければ、100%彼らのせいでもない。あの時は少し頑固すぎたのかもしれない。ちょっと辛い思いをしたね。正直、私は少し子供っぽかったよ。でも後悔はしていない。この状況は変えられない」

「たまたまそうなっただけのこと。もしかしたら、運命だったのかもしれない。誰にもわからないだろう? でもお金についてみんなが思っているようなことはなかった。不公平に感じるよ。クレイジーだね。お金は最後の最後だった」

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