
なぜ日本では金利が下がっても住宅ローンの借り換えをする人が少ないのか。この現状に疑問を抱き、MFSを立ち上げた中山田さんに、サービスのコンセプト、低金利時代の住宅ローンについてうかがいました。
住宅ローンの考え方は、日米で大きく違う
――今回は、住宅ローンの新しいサービスを提供しているMFS代表の中山田さんにお話をうかがいます。ずっと住宅ローンに関わってこられた中山田さんのキャリアはどのようにスタートしたのでしょうか。
中山田:私は大学を卒業したのが遅くて24歳のときでした。新卒で三井物産に入社したのですが、第2外国語がロシア語だったこともあって、おそらくそのまま行けばロシア(当時はソ連)中心の仕事になったと思います。でも、長いビジネス人生、そこから軌道修正するのも難しそうだなと思い、転職を決意しました。
アメリカの中堅証券会社に入って、海外の債券を日本の機関投資家に売る仕事をしていたのですが、その会社はいわゆる「モーゲージ債」、住宅ローン担保証券を専門とする会社でした。けれど、ニューヨークで研修を受けて帰国したときに、1994年から始まったアメリカの利上げが重なり、わずか数か月のうちに3%ぐらい金利が上がって債券マーケットが暴落してしまった。
――いまのマーケットとも重なるようなすごい状況ですね。
中山田:危機的な状況のときって、いちばんスタンダードな商品が生き残るんですね。債券マーケットにおけるモーゲージ債というのは最先端のマーケットで、キャッシュフローが複雑な派生商品がかなり多く組成されていました。商品が複雑であればあるほど、流動性が低く、いざとなったときに買い手がつかなくなってくる。私は、在籍していた会社の東京支店がなくなったことを日経新聞の朝刊で知るという体験をしました。
それでも、他の投資銀行からうちに来ないかというオファーがたくさんきたので、3か月後には次の会社で働き始め、債券やデリバティブ商品の営業に関わることになりました。
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