ロッキーズ7ー8アスレチックス(13日、アリゾナ州スコッツデール)米大リーグ、アスレチックスの藤浪晋太郎投手(28)がオープン戦3度目となる先発に臨み、3回0/3を投げ、4安打4失点、7三振、3四球で70球を投げた。最速は99マイル(約159・3キロ)だった。降板後に行われた取材対応での主な一問一答は以下。
--今日の登板テーマ?
「そうですね。変化球を多く試したらいいなとは個人的に。それでカウントを作っていければいいかなと思ったんですけど。逆にストレートが初回ちょっと定まらなくて、どうしようかなと思ったところはあったんですけど、途中から修正できたのでよかったと思います」
--初回一死満塁からタイムリーを打たれた場面、立ち上がりでメカニック的な問題があった?
「そうですね、やっぱ立ち上がり難しい、難しいのと。その中でちょっとうまくはまらない中でどうしようってところだったんですけど。そうですね、あまりうまく立ち上がらなかった感じですよね」
--初回に最速99マイル(約159キロ)出たが?
「球速はあんまり気にしていなかったんですけど、出るにこしたことはないので。もうちょっとコマンドというか、良いとこに投げていたら、より良かったかなと思います」
--二回以降修正した?
「どうしても力んだり、よくないときってちょっと(メカニックが)三塁側に倒れて行きがちと言いますか。若干クロスステップするところ、よくない方向に出る時がよくないんで。それがちょっと1イニング目どうしようかってところで。1イニング目の途中までは気づかなかったんですけど、2イニングからそのあたり修正できたのでよかったと思います」
--オープン登板は残り2度になると思うが?
「そうですね、きょう初めてピッチコム使ったんですけど、自分側が発進する方の。(ピッチコムの)使い方とか、タイミングとか、いろいろこうしたいああしたいなとか。あとは今日出た課題でいうとフォーシームが序盤良くなかったので、立ち上がりからしっかりピシッと投げたいですし。次回も立ち上がりから投げて、ゲームを作っていけるように。ストライク先行でいけたらいいかなと思います。」
--中5日の調整はどうか?
「そんなに、違和感なく、日本でも中5日間ぐらい(で登板)あるので。そんなになかったですかね、違和感とかそんな感じは特になかったです」
--初回タイムリーを打たれたムスタカスは打ち取る意図で投げた?
「もちろん、打ち取りにいった中でだったんですけど。最後打たれた球、めちゃくちゃ甘かったかって言われたらそうでもないと思うんですけど。しっかり打たれましたね」
--三塁側に倒れるメカニックの悪さは、自分で気づけたのかそれとも指摘があったか?
「自分で気づいてですね」
--自分の引き出しの中で治し方を知っている?
「そうですね、自分が悪くなるポイントと、よくなるポイントと。もちろんメカニック的には何個もあるので、もちろんマウンドで全く考えない、そんなこと考えずに投げるときが一番いいんですけど。そんな日ばかりじゃないんで。その引き出しの中で何とか2イニング目以降、修正できたかなっていうところですかね」
--裏でシャドウピッチングなどして修正するのか?
「シャドウはしないですね、日本と違ってベンチ裏でキャッチボールできないので。(重さの異なる)プライボールを投げたりはしますけど。その中でちょっと意識するとかそれぐらいですかね」
★コッツェイ監督
「今日はポジティブな投球内容だった。初回は苦戦したところもあり球数も増えたが、乗り越え、二回以降は集中して四回入るまで投げることができた。全体的に良い投球だった」
--修正したところ?
「初回は制球に苦しんだが、二回以降は持ち球全てをうまく織り交ぜてストライクゾーンを上手く攻めた」
--ソダーストロム捕手とのバッテリー?
「藤浪の捕手役として非常に良い仕事をしてくれた。プルペン、試合でバッテリーを組んだが、5球種を投げ分ける藤浪の球を受けるのは決して容易ではない。藤浪が二回以降にうまく修正できたのも、捕手の力が大きかった」
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