日銀函館支店が発表した短観=企業短期経済観測調査で、道南地方の企業の景気判断を示す指数はプラス3ポイントとなりました。指数がゼロ以上になるのは2017年6月以来です。
日銀短観は3か月ごとに実施され、今回は8月29日から9月末にかけて道南の107社から回答を得ました。
それによりますと、景気の現状について「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた指数はプラス3ポイントと前回の調査から6ポイント改善しました。
改善は2期連続で、指数がゼロ以上になるのは、2017年6月以来、21期ぶりです。
業種別で見ますと、「宿泊・飲食サービス」と「運輸・郵便」では、行動制約がないもとでの夏場の観光客増加を背景に判断を上方修正する企業が多数みられたほか、「卸売」でも輸出が堅調である企業などで判断を引き上げる企業がみられたということです。
一方、向こう3か月の景気動向は再び悪化する見通しで、日銀函館支店は「物価高に伴う収益の下押しなどの影響が続くことへの懸念などから今後の景気の悪化を見込む企業がみられる」と話しています。
からの記事と詳細 ( 日銀短観 道南地域2017年6月以来プラスに|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/fWOgqHZ
No comments:
Post a Comment