農林水産省が令和3年12月に公表した20年の農業産出額で、イチゴの金額に誤りがあり、首位が福岡県から栃木県に入れ替わることが3日、分かった。全国2位の212億円とされた栃木の産出額は実際には238億円あり、福岡の231億円を上回る。農水省は近く訂正を発表する。
栃木は平成7年以来守ってきたトップを維持し、福岡は6年以来26年ぶりの首位が幻になる。農水省によると、関東農政局が集計の際、入力ミスをしたという。
104億円としていた静岡県のイチゴ産出額も108億円に修正する。静岡の順位は変わらない。同局管内の栃木と静岡以外の7県でも同じ誤りがあった。7県の産出額は公表していない。
イチゴの誤りを受け、農水省が統計を再確認したところ、173億円としていた京都府のコメ産出額も、実際は171億円だった。
一連のミスを反映し、農水省は令和2年の農業総産出額を従来発表より37億円多い8兆9370億円に修正する。
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