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Thursday, November 25, 2021

なでしこ長谷川 新体制初戦で得た収穫と課題 次戦へ「攻撃のところでもっと良いシーンつくれたら」 - スポーツニッポン新聞社

国際親善試合   日本0―2アイスランド ( 2021年11月25日    オランダ・アルメレ )

アイスランド戦に先発した長谷川唯(C)JFA
Photo By 提供写真

 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は25日(日本時間26日)、池田太監督(51)就任後初の親善試合でアイスランド代表に0―2で敗れた。先発し、後半32分までプレーしたMF長谷川唯(24=ウェストハム)は「監督の意図というのは言葉では聞いているものの、実際の中で探っていく部分もあった。チームとして守備は最初ハマらなかったところを、しっかり中で修正することはできていたので良かった部分だと思うが、特に攻撃のバリエーションは少なかったと感じている」と振り返った。

 新指揮官が掲げるテーマの一つが「アグレッシブさ」。縦に速い攻撃から好機もつくっただけに「裏への動きだし、裏を狙うボールは今日少し多く出たと思う」と長谷川。手応えの一方で「アグレッシブにどんどん狙えているのは良いが、それをおとりに他の人が動きだしたりとか。一つ狙いは共有出来ていてそれをチャレンジできたと思うが、それによって逆に他の選択肢が減ってしまうこともあった」。相手が裏を警戒すれば、次は手前が空く。攻撃にバリエーションを求めた。

 ロングボールから自身のマーカーに裏を突かれ、2失点目につながったシーンについては「相手のスピードとGKが出れる位置を考えながらポジションを取っていたつもりですけど、そこもまだまだ甘かったと感じてる」と反省。課題が見つかった中、29日(日本時間30日)にはFIFAランク4位のオランダ代表と対戦する。「より速い、突破力のある選手がいると思うのでそこに対する対応の仕方。あとは今日も得点がなかったので、崩しのところ、攻撃のところでもっと良いシーンを沢山つくれたら良い」と意気込んだ。

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