[東京 28日 ロイター] - <13:50> 日経平均は徐々に持ち直し、リオープン銘柄に買いの動き 日経平均は、後場に入ってから徐々に持ち直している。朝方にさえない動きだったA NAホールディングス などの空運やJR東海 などの鉄道、エイチ・アイ ・エス など旅行関連といったリオープン(経済再開)銘柄の一角が、プラスに浮 上している。外食や百貨店も、買われている銘柄が目立つ。 もっとも、全般的には模様眺めのようだ。決算シーズンが本格化しており、市場では 「まずは、きょう発表するソニーグループ の数字を確認したい」(国内証券)と いった声が多く聞かれる。きょうはソニーGのほか、ルネサスエレクトロニクス 、アドバンテスト 、小松製作所 などが決算を発表する予定。 <12:45> 日経平均は2万8800円近辺でもみあい、日銀決定会合の影響は限定 的 後場の日経平均は前場の終値近辺での推移となっている。現在、前営業日比300円 ほど安い2万8800円近辺でもみあい。昼休み中に日銀の金融政策決定会合の結果が発 表され、金融政策の現状維持が伝えられたが、事前予想通りの結果で市場への影響は限定 的。 市場では「今日はソニーグループなどの主力企業が決算を発表する予定で、注目され ている。市場の関心は政策決定会合より企業決算」(国内証券)との声が聞かれる。 日銀は27─28日に開いた金融政策決定会合で、現行の長短金利操作(イールドカ ーブ・コントロール)付き量的・質的金融緩和政策の継続を賛成多数で決定した。日銀は 、最新の「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)も発表し、国内の景気判断を据え置 いた。 <11:45> 前場の日経平均は続落、企業決算を嫌気した売りが重し 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比272円62銭安の2万8825円6 2銭となり、続落した。前日の米国株式市場で高値警戒感が高まる中、東京株式市場でも 利益確定売りが優勢となった。個別では、前日に業績見通しの下方修正を発表した銘柄が 総じて軟調となり、日経平均を押し下げる格好となった。 27日の米国株式市場は、ナスダック総合がほぼ変わらずで終了。好決算を手掛かり に上昇したマイクロソフト とグーグルの持ち株会社アルファベット が 下支えとなった。一方、原油相場下落と米債利回り低下がシクリカル(景気循環)銘柄を 圧迫し、S&P総合500種は下落。ダウ工業株30種平均も4営業日ぶりに反落した。 市場では「国内では下方修正を発表する企業が相次いでおり、改めて半導体不足や資 源高が与える影響が警戒されている。企業決算を材料視した売りは当面続くのではないか 」(国内証券)との指摘もある。 TOPIXは0.69%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆5959 億7900万円だった。東証33業種では、鉱業、石油・石炭製品、鉄鋼、保険業、電気 ・ガス業などの27業種が値下がり。空運業、化学工業などの5業種は値上がりした。 個別では、ファナック が3日続落し8%超安。1銘柄で日経平均を約71円 押し下げた。27日に下方修正を発表した通期業績見通しが、市場コンセンサスを下回っ たことなどが嫌気された。 そのほか、富士通も大幅反落。通期業績予想は据え置いたものの、市場予想を下回っ たことなどが嫌気された。下方修正を発表した日立製作所 も反落。 一方、上方修正を発表した日本航空電子工業 、SCREENホールディング ス はしっかり。東証1部の値上がり率上位を占めた。東京エレクトロン 、アドバンテスト 、信越化学工業 などの半導体製造関連も堅調だった。 東証1部の騰落数は、値上がりが734銘柄、値下がりが1330銘柄、変わらずが 115銘柄だった。 <10:20> 日経平均は安値圏でもみあい、企業業績に対する不安高まる 日経平均は安値圏でもみあい。半導体供給不足や原油価格急騰などを理由に、今期見 通しを下方修正する企業が相次ぎ、企業業績に対する不安が高まり、慎重な投資家が増え てきた様子がうかがえる。一方では「市況産業をはじめ、半導体不足の影響が小さい企業 や原油高がプラスに働く企業の上方修正が目立つ。それらは買われ、物色が二極化する傾 向が生じてきた」(雨宮総研・代表の雨宮京子氏)という。 市場では「きょうの引け後に発表されるソニーグループ など注目企業の決算 発表を見極めたい」(野村証券・投資情報部ストラテジストの神谷和男氏)との声も聞か れた。 <09:05> 日経平均は続落、業績予想下方修正銘柄に売り目立つ 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比226円63銭安の2万8871 円67銭となり、続落してスタートした。日立製作所 、ファナック が売 り気配で始まるなど業績予想を下方修正した銘柄に売られる銘柄が目立つ。一方、半導体 関連銘柄が買い優勢で始まった。 <08:50> 寄り前の板状況、下方修正発表したファナック売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、ソニーグループ<6 758.T>、ホンダ 、キヤノン 、三菱UFJフィナンシャル・グループ<830 6.T>、ソフトバンクグループ 、指数寄与度の大きいファーストリテイリング<998 3.T>が売り優勢。前日に通期見通しを下方修正したファナック も売り優勢となっ ている。東京エレクトロン は売り買い交錯となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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