[パリ 26日 ロイター] - フランス銀行(中央銀行)のビルロワドガロー総裁は26日、中銀が2021年の同国経済成長率の予測を来月、上方修正する可能性があると述べた。新型コロナウイルスのデルタ変異株感染拡大の欧州への影響は限定的になるとの見方を示した。
中銀は来月、最新の経済予測を発表する予定。今年の成長率見通しは現時点で5.75%となっている。
総裁は「21年上期が想定を上回ったことを踏まえると、通年の成長率予測を引き上げる可能性がある」と述べた。デルタはアジアおよび米経済活動の鈍化を通じて間接的に欧州に影響を与えると予想した。
いかなる場合も、欧州中央銀行(ECB)が金融政策を通じて欧州の経済を支え続けるとの想定が可能とした。
供給網の混乱が短期的にインフレ率を予想以上に押し上げる見込みだが、中銀はインフレ加速が一時的な現象になると引き続きみているとした。人員の確保が難しいという問題は供給制約よりも長期化する見通しで、仏経済成長率を圧迫する主因になっているとの認識を示した。
からの記事と詳細 ( 仏中銀、2021年経済成長率引き上げる可能性=総裁 - ロイター (Reuters Japan) )
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