[東京 30日 ロイター] -
<08:14> ユーロ1.18ドル付近で堅調、IMMではユーロロングが半減
ユーロ/ドルは1.1797ドル付近で一時1.1801ドルまで強含んだ。
米商品先物取引委員会(CFTC)が27日発表したIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組によると、ユーロの買い持ち(ユーロロング)は24日時点で2万4630枚と、 前週の5万7640枚から57%減少した。
ユーロロングの減少については、「欧米の金融政策の方向性の格差が意識され、ユーロ安が進んできたが、先週あたりから、ユーロ圏の景気回復について、明るい材料も出始めており、次週は、ユーロロングがある程度、持ち直すだろう」(外為アナリスト)という。
欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁は25日、最近の第3・四半期の指標が好調なため、ユーロ圏のマクロ経済予測を9月に再び上方修正する可能性があると述べた。
ドル/円は109.83円付近。
円の売り持ち(円ショート)は6万6671枚と、前週の6万3208枚から若干増加した。このところドルが対円で底堅さを保っていることと整合的な動きになっている。
<07:46> ドル109.40─110.20円の見通し、イベント通過でやや疲労感も
ドル/円は109.84円付近、ユーロ/ドルは1.1797ドル付近、ユーロ/円は129.60円付近。
きょうの予想レンジはドル/円が109.40―110.20円、ユーロ/ドルが1.1750─1.1830ドル、ユーロ/円が129.10―129.90円。
きょうは、ロンドン市場がサマー・バンク・ホリデーで休場のため、参加者が細るとみられる。また、ジャクソンホール会議での米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の講演も終了し、「イベント通過でやや疲労感もあり、小幅な値動きとなる可能性がある」(外為アナリスト)という。
パウエル議長は27日、米年次経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)での講演で、米経済は新型コロナウイルスのパンデミック下での緊急プログラムを縮小する基準に向けて引き続き前進しているとの認識を示した。
また、現行のインフレ高進は収束する可能性が高いとして、テーパリング開始時期については年内が適切との見方を示しながらも、具体的な時期については明言を避けた。
パウエル議長の発言を受けて、米10年国債利回りは1.3%付近まで低下し、ドル/円も109.78円まで下落した。
「ドルは早期テーパリング観測が後退したことで109円後半まで売られたが、いずれにせよ年内にはテーパリングを開始する意向が確認されたので、109円台後半までの下げで踏みとどまった」(前出のアナリスト)という。
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