500人以上の女性の仕事と恋を幸せに導いてきたキャリアコンサルタント・小川健次が、堅実女子の皆さんの人生を上方修正する、ちょっとしたコツをお教えする連載です。 今回は、「結婚相談所に行けば結婚できる」と考えている女性の体験談です。キャリア女性の中には、ギリギリまで仕事や「本気ではない」恋愛に集中し、高齢出産になる直前に、結婚相談所に駆け込む人がいます。
仕事が優先できるから不倫関係がラク
外資系金融機関でアナリストとして働く村田幸代さん(仮名・32歳)は、最近、4年の不倫関係が終焉を迎えたことを期に、結婚を真剣に考えるようになりました。 不倫相手は、大学時代の同級生だった義典さん(仮名)で、同窓会での再会から関係がスタートしました。 同じ年の義典さんが、27歳の時に高校の同級生と結婚した既婚者であることを知ってはいたものの、これといった罪悪感はありませんでした。むしろ既婚者だから、仕事も優先でき、行動を束縛されることもない。それに、「割り切って付き合える」という幸代さんの気持ちもあり、交際は4年続きました。 それまでの恋人は、「また仕事かよ」と不機嫌になられるなど問題が多く、幸代さんはうんざりしていたのです。 しかし、ある日幸代さんの自宅に届いた、内容証明付きの郵便で事態が急変します。差出人は義典さんの妻の代理人の弁護士。その内容は幸代さんに、慰謝料を請求するというものでした。 どうやら義典さんの妻が、調査会社に依頼。証拠はすべて掴まれているようで、反論の余地はありません。 幸代さんにとって、気が付けば義典さんはすでに大切な存在になっていました。 幸代さんにとっての恐怖は、慰謝料の支払いよりも、義典さんを失うこと。義典さんともう会えなくなってしまうことに気付いたのでした。 義典さんに連絡すると「妻が新婚時代から俺の様子がおかしいってずっと疑ってたんだって。妊娠がわかって“そろそろ家に戻ってこい”って意味みたい。今まで楽しかったよ。ありがとう」と言って電話を切られてしまったんです。 それ以後、幸代さんの連絡に義典さんが応じてくれることは一切なくなってしまいました。以来、幸代さんは義典さんとは一度も会っていません。 悲しみや怒りにも似た空虚さを感じながら、幸代さんは自分自身も母になりたいと思うようになります。32歳の今、ゼロから婚活してその後妊娠したとしても、高齢出産になる可能性があるのです。(日本産科婦人科学会は、35歳以上の初産婦を高年初産婦として定義)
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