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Monday, August 23, 2021

〔マーケットアイ〕金利:国債先物は反落で引け、長期金利0.015%に上昇 - ロイター

    [東京 23日 ロイター] -    
    <15:07> 国債先物は反落で引け、長期金利0.015%に上昇

  国債先物中心限月9月限は前営業日比11銭安の152円28銭と、反落して引けた
。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.0bp上昇の0.015%。10年金利は
前週末にゼロ%に接近したことから高値警戒感があった。
    
    きょうの円債市場は、前週末の米国市場で長期国債価格がやや下落(金利は小幅上昇
)したことを受けて、売り先行でスタート。さらに東京株式市場で日経平均が前
営業日比500円近く上昇し、安全資産とされる国債への投資意欲が後退したことも国債
相場の重しとなった。日中は利付国債の入札やオペがなく、売り一巡後はやや手掛かり材
料を欠いた。

    現物市場でその他の新発国債利回りは横ばいから上昇。5年債は前営業日比0.5b
p上昇の0.125%、30年債は同横ばいの0.645%だった。2年債、20年債、
40年債は出合いがみられていない。

    27日に迫る米ジャクソンホールで開催される恒例の経済シンポジウムを前に、市場
では、「今週はジャクソンホール待ち」(国内証券)との声が複数聞かれる。
    ただ、第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミストは、待ちに待った連邦準備理
事会(FRB)議長の講演が小さなイベントに終わる可能性がある、と指摘する。
    同氏は、タカ派で知られるダラス地区連銀のカプラン総裁が20日、デルタ株が経済
に与える影響を注視し、経済成長が大幅鈍化するようなら金融政策に関する自身の見解を
修正する可能性を示唆したことを引き合いに、「ハト派寄りのパウエル議長
がこうした状況下で、9月のテーパリング開始決定を明示的に示唆する可能性は低いので
は」との見方を示した。

    短期金融市場で、無担保コール翌日物の加重平均レートはマイナス0.034%と、
前営業日(マイナス0.038%)からやや上昇する見通し。「参加者の顔ぶれも地合い
も、前営業日から変わらずだった」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は
動意薄。
    
    
 TRADEWEB                               
           OFFER   BID      前日   時間
                            比     
 2年       -0.144   -0.139      0  14:50
 5年       -0.126   -0.121  0.008  15:00
 10年        0.01    0.015  0.005  15:03
 20年       0.399    0.405  0.005  14:58
 30年       0.644     0.65  0.005  14:59
 40年       0.718    0.726  0.001  15:00
 
    
    
    
    <11:10> 前場の国債先物は反落、長期金利は0.015%に上昇
    
    国債先物中心限月9月限は前営業日比10銭安の152円29銭と反落して午前の取
引を終えた。リスクセンチメントが回復する中、高値警戒感が強かった円債には売りが先
行した。新発10年国債利回り(長期金利)は同1.0bp上昇の0.015%。
    
    横浜市長選で菅義偉首相の推す候補が大敗したことの円債市場への影響は、今のとこ
ろ限定的。「政権交代が予想されているわけでもなく、相場への大きな影響はないだろう
」と、東海東京証券のチーフ債券ストラテジスト、佐野一彦氏は話す。
    
    内閣支持率が低迷する中、経済対策の大規模化による国債増発が債券市場にとっての
懸念要素だが、「選挙日程が後ずれすれば、補正予算編成も遅くなる」(国内証券)との
見方もあり、必ずしもネガティブ要因にはなっていない。
    
    現物市場は閑散。30年債は前日比変わらずの0.645%。2年債、5年債、20
年債、40年債は出合いがみられなかった。
    
    短期金融市場で、無担保コール翌日物はマイナス0.063─マイナス0.015%
を中心に取引された。「横ばい圏だが、一部の地銀がレートを下げて調達を探る動きも出
ている」(国内金融機関)という。ユーロ円3カ月金利先物は閑散。            
    
    
 TRADEWEB                                 
           OFFER    BID     前日比  時間
 2年        -0.142  -0.137   0.002   10:41
 5年        -0.129  -0.124   0.005   10:39
 10年         0.01   0.015   0.005   10:57
 20年        0.396   0.403   0.003   10:59
 30年        0.642   0.648   0.003   11:00
 40年        0.719   0.727   0.002   11:01
 
    
    
    <08:47> 国債先物は反落で寄り付く、高値警戒感で売り先行
    
    国債先物中心限月9月限は前営業日比4銭安の152円35銭で反落して寄り付いた
。前週末の米国市場ではリスクセンチメントが回復し、米長期金利は小幅上昇。円債も高
値警戒感があり、売りが先行している。
    横浜市長選で菅義偉首相の推す候補が大敗したことについて、市場では「事前調査で
小此木氏の不利は伝えられていたのでサプライズはない。少なくともきょうのマーケット
への影響は限定的」(国内銀行)との声が多い。
    
    
 TRADEWEB                                 
           OFFER    BID     前日比  時間
 2年        -0.148  -0.139       0    8:46
 5年        -0.129  -0.122   0.007    8:46
 10年        0.006   0.013   0.003    8:45
 20年        0.396   0.404   0.004    8:45
 30年        0.638   0.645       0    8:45
 40年        0.718   0.727   0.002    8:46
 
       
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