いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、文献調査が行われている後志の寿都町で、前回、参加者から激しい批判が起きて紛糾した「対話の場」が開かれ、初めて実質的な意見交換に入りました。
町とNUMO=原子力発電環境整備機構が開いた2回目の「対話の場」には13人が参加しました。
この中で、当初、「地層処分事業などの理解を深める」としていた会則の目的について、「賛否に関わらず、自由で率直な議論を深める」と修正することを決めました。
このあと非公開で意見交換が行われ、参加者からは「若い世代の意見を聞く場が必要だ」などの意見が出されたということです。
ことし4月に開かれた初めての会合では、会則の内容が「調査を進めることが前提となっている」など激しい批判が起きて紛糾したことから、今回、初めて実質的な意見交換に入ったことになります。
片岡春雄町長は「やっとスタートできた。賛否を抜きにして核のごみの地層処分について知ってもらうべく、色々な説明会を開きたい」と話していました。
一方で今回の会合には、運営方法に反発していた参加者の多くが欠席し、一部の参加者からは問題視する意見も出されました。
「対話の場」は、今月30日には神恵内村でも開かれます。
からの記事と詳細 ( 寿都町で2回目の対話の場 初めて実質的な意見交換に|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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