キャシー・ウッド氏が手掛けるファンド2本が再び脚光を浴びている。遺伝子編集の分野で期待が持てる進展があり、時価総額が約10億ドル(約1100億円)膨らんだ。
ウッド氏の アーク・インベストメント・マネジメントはこの分野の銘柄保有でトップクラスだ。ゲノム編集技術「クリスパー」を利用する CRISPRセラピューティクスと インテリア・セラピューティクス、 エディタス・メディシンの3銘柄に早い段階で投資したほか、遺伝子変異を修正する技術を活用する ビーム・セラピューティクスでも第2位株主だ。
クリスパーを利用した遺伝子治療で初の臨床試験結果をインテリア・セラピューティクスと リジェネロン・ファーマシューティカルズが発表したことを受け、ゲノム編集や人間のDNAに関連する治療を手掛けるバイオ銘柄が28日の米株式市場で上昇した。
「クリスパー」利用した治験が堅調な結果、米インテリアの株価急騰
今年に入って投資家の関心がより投機的な成長株から割安な手堅い銘柄にシフトする中で、エディタスとCRISPRやウッズ氏のアクティブ運用の上場投資信託(ETF)2本は痛手を受けていたが、今回の動きを受けて盛り返した。
「アーク・ゲノミック・レボリューションETF( ARKG)」と「アーク・イノベーションETF( ARKK)」は3.3%、3.8%それぞれ上昇した。
インテリアが50%高と上場来高値を更新し、CRISPRは6.4%高、エディタスは5%高となった。ビームは16%上げた。
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テスラ株急落でもアークETFは最高値-バイオ3銘柄が絶好調 |
原題: Cathie Wood Funds Jump as Gene Editing Edges Closer to Reality(抜粋)
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