◆合宿所時代のラーメンの記憶
岡本:今すごいのは、デビューしていない子たち。ジャニーズJr.の子たちで、横浜アリーナを何日間とか普通にやりますからね。 薬丸:そうだよね。関西ジャニーズJr.だけでコンサートするとかね。 岡本:でも、なんかそれも結局、ジャニーさんがまずステージに出しちゃうじゃないですか。若い子たちにどんどんステージ経験をさせて、自分たちでファンを獲得させるようにする流れっていうのは、ずっと変わっていないんですよね。 薬丸:そう、しかもそこで振るいにかけるんだよね。ステージの上でJr.を振るいにかけるという。 岡本:ジャニーさんは常にそのときそのときの若い子を育てるというか、そういうのがずっとありましたよね。デビューしちゃうと、ジャニーさんの手から離れちゃうみたいな。 薬丸:そうだね。 岡本:だから、何年か前にジャニーさんに会っても、当時と何も変わっていないんですよね。みんなJr.の子たちにしても、自分たちが感じていたジャニーさんと同じような感覚で、ずっと接していたり、感じているところがすごいなって思って。 薬丸:でも思い返すと、俺たちが合宿所にいるときに岡本くんが遊びに来たことがあったよね? 岡本:いや、遊びには行ってないですよ。 薬丸:じゃあ岡本くんじゃなかったのかな? (前田)耕陽とかは来ていたような気がするんだけどな。 岡本:俺は原宿に住んでいて、薬丸くんが遊びに来て「ちょっとラーメン食いに行こう」って誘ってくれたのは覚えている。 薬丸:「とらの子」? 岡本:いや、「とらの子」じゃないです。「香月」ですね。 薬丸:「香月」! あのとき、ハマってたからなあ。 岡本:車に乗っけてくれて、なんで俺を誘ってくれたのか分からないんですよ。「なんで俺なんだろう」って。だってまだデビューもしていないですよ。でも、誘ってくれたんですよね。そもそも今日にしたって、なんで呼んでくれたんですか? 薬丸:ジャニーさんのお別れ会が東京ドームであったじゃない? ジャニーさんときちんとお別れができて、最後東京ドームを後にするときに、ジャニーズ事務所のタレントの人たちが並んで、来てくれた参列者の方々に「ありがとうございました」ってお辞儀をしていたでしょ。TOKIOから始まってずっと。 岡本:TOKIOが一番最初にいたの? 薬丸:TOKIOが最初にいたね。で、みんなが挨拶してくれるなかで、岡本健一が俺の顔を見ると、笑顔でこっちに歩いて近づいてきたわけよ。覚えてる? 岡本:あんまり覚えてない(笑)。 薬丸:覚えてないのかよ(笑)! 岡本:それで(笑)? 薬丸:それがすごく嬉しくてね。久しぶりの再会だったし、「あ! 薬丸くん!」 って近寄ってきてくれたのが、俺的にはグッときて。要は、自分と(年齢が)重なっている子たちって、今のジャニーズ事務所にはそんなにいないわけよ。 岡本:誰になっちゃうの? 薬丸:東(東山紀之)くらいしかいないよ。 岡本:じゃあ俺よりも下は……。 薬丸:もういない。だって俺たちが辞めるときに、光GENJIとか男闘呼組、あとは忍者がいたくらい。それから後にデビューした子がほとんどでしょ、今。 岡本:そうですね。 薬丸:だから、一緒に事務所であの時代を過ごしたっていうのは、東と岡本くんくらいしかいないと思う。だからこそ、笑顔で歩み寄ってきてくれたのがすごい嬉しかったっていうのは、俺にはあるんだよね。でも、それを覚えていないっていう(笑)。 岡本:いや、なんとなくね、うろ覚えで。ちょっと光景が蘇ってきたような気がしないでもないですね(笑)。 (TOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」5月6日(木)放送より)
からの記事と詳細 ( 薬丸裕英、岡本健一とジャニーさんの若手育成法に言及「ステージの上でJr.を振るいにかけるんだよね」(TOKYO FM+) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/34aCCYc
No comments:
Post a Comment