ホームに横浜FCを迎えた一戦で、5-1の圧勝。前半だけで4得点。決定機の数を考えれば、もっと取れていてもおかしくないゲームだった。
コンサドーレの良いところを存分に出せていたと思う。一人ひとりが有機的に動いて、選手の立ち位置も流れによって目まぐるしく変わる。
基本布陣は3-4-2-1だと思うけど、両サイドは高い位置を取るから3-2-5とも言えるし、後ろからのつなぎではボランチの宮澤が落ちて4-1-5、さらには相手の状況を見て、ボランチの駒井もすっと下がって5-0-5のような並びにもなる。
陣形が変形しても、ボールはスムーズに回る。たとえば、リベロのキム・ミンテが斜め前に出て、相手のFWとサイドハーフの間にポジションを取る。それを警戒して相手のサイドハーフが中に絞ってくれば、大外に回ったストッパーの田中がフリーになって、サイドで2対1の局面を作る。
これはほんの一例だけど、こうした優位性を作るのがコンサドーレは本当に上手い。ペトロヴィッチ監督の下、質の高いトレーニングができていて、練度もますます高まってきていると思う。
しっかりとボールを握って、自分たちのペースで試合を進め、前線にボールが入れば1トップ+2シャドーが良い距離感で連動したアタックを披露。ポゼッションに相手が食いついてくれば、すかさず背後を狙ったロングボールで両サイドを走らせる。守備では、キム・ミンテを中心とした3バックの前に宮澤が陣取って、菱形のようなブロックを形成。不用意にスペースを与えず、相手の攻撃を撥ね返す。
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