ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」。3月20日(土・祝)の放送は、小林克也さんが登場。かっこいいと思ったミュージシャンについて語ってくれました。
◆小林克也の記憶に残るジョー・ジャクソン秘話
――小林さんはこれまで数多くのミュージシャンとお会いになっていると思いますが、“かっこいい”と思ったミュージシャンはいらっしゃいますか? 小林:そうだね……ジョー・ジャクソンがかっこよかったかな。 ――どういうところがかっこよかったのですか? 小林:彼は頑固者でね(笑)。スタジオに来たときに大きな控え室があって、“会っておかなきゃ”と思って(控え室に)行ってドアを開けたんですよ。そうしたら(部屋には彼以外)誰もいない。それで、あの顔でジロっと睨んできて……機嫌が悪かったみたいで“ちょっと雰囲気悪いな”と思って「後で」って言って。それで、(インタビューでは)自分の話はするんだけど、影響を受けたアーティストを質問すると「忘れた」とかしか言わなくて、もう全然インタビューにならないんですよ。 ――そういうときはどうするのですか? 小林:まぁインタビューにならないときも(無理矢理)するんですけど(苦笑)。そういうときは「これはどうしてつくったの?」といった質問しかさせてくれない。あまり変な質問には答えてくれなくて。でもこの人は誰も作らないような音楽を作る。当時は1970年代の延長のロックがあったし、ニューウェイブみたいな音楽もどんどん出てきたけど、そのニューウェイブともまたちょっと違っていて。 ――はい。 小林:それで、その後も彼の活動を追いかけたんですよ。そうすると、いつも成功するんだけど同じことはやっていない。自分の考えを持って好きなことをやっているんだなと。 ――新しいことをやっていく=インタビューでも当たり前のような会話はしたくない、そういうのがあったのかもしれないですね。 小林:そうだね。そういうのって振り返ってみると、印象に残っていて忘れないじゃないですか。そういうかっこよさってあるよね。 (TOKYO FM「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」2021年3月20日(土・祝)放送より)
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