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Saturday, March 6, 2021

12歳の天才イラストレーター“ミラクルくん” 憧れの東京・渋谷パルコで初のポップアップ - WWD JAPAN.com

 沖縄出身のイラストレーター“ミラクルくん”こと城間ゴンタ(12歳)は、東京で初のポップアップストアを渋谷パルコ5階で3月5日から21日までオープンする。“ミラクルくん”は、8歳の頃に描いたイラストを父がSNSにアップして話題になったことをきっかけに活動をスタート。少しクセのあるタッチと不思議なバランス感が特徴で、これまでビギン(BEGIN)の全国ツアーグッズや「#FR2」とのコラボTシャツにイラストを提供してきた。さらに沖縄の酒造メーカーの忠孝酒造とは、泡盛“干支ボトル”(3000円)に使用するアートデザインの干支に合わせて毎年描き続けるという12年の大型契約を結んだ。

 渋谷のポップアップストアでは、「リーボック(REEBOK)」や「コンバース(CONVERSE)」の定番モデルを描いた新作“スニーカーシリーズ”や“沖縄シリーズ”、“寿司シリーズ”の作品や原画の一部を展示。オープンに合わせて、“ミラクルくん”の直筆サイン入りのシルクスクリーンプリントキャンバス(4種、各3万5000円)や、“動物シリーズ”のライオンやタイガーをプリントしたコート(3色、各2万8000円)、フーディー(2色、各1万5000円)、Tシャツ(8800円)などのグッズを用意した。全て一点ものですでに売り切れた商品もあるという。そのほか力士や豚のデザイン画をプリントしたクッション(7800円)、キャップ(5800円)、バンダナ(1800円)などのアクセサリー類もそろえた。

発言がいちいち“ミラクル”

WWD:初めて描いた絵は?

“ミラクルくん”:「ドラゴンボール(DRAGON BALL)」の“ベジータ”だよ。父ちゃんに「詐欺師みたいで弱々しいな」って笑われた。

WWD:どんな道具で描いているの?

“ミラクルくん”:細いマッキーペン。去年までは太い方を使っていたけど、細かい部分にもこだわりたくなったから変えたんだ。僕は下書きをしないから、ひとつの作品を大体3〜5分で仕上げているんだ。

WWD:絵を描くときに心がけていることは?

“ミラクルくん”:僕は実物や写真を見ながら描くんだけど、父ちゃんとの約束事で“心を込めて描く”、“よく見て描く”、“集中して描く”ことは描く前に必ず声に出すんだ。

WWD:新作のテーマはどうやって決めているの?

“ミラクルくん”:父ちゃんとの日常会話。今回は僕が大好きな寿司、故郷の沖縄、スニーカーを描いたよ。

WWD:スニーカーが多いけど、好きなの?

“ミラクルくん”:全然。

WWD:じゃあ何が好き?

“ミラクルくん”:僕はゲームの方が好きなんだよね。本当は「フォートナイト(FORTNITE)」のキャラクターを描きたいけど、公の場ではダメって父ちゃんに言われたんだ。

WWD:今日学校は休み?

“ミラクルくん”:休んできた。大好きな東京の渋谷に、僕の絵が出せるなんて夢みたいだもん。さっき6階の「ポケモンセンター」と「ニンテンドートウキョウ」に行ってきたけど、超楽しかった。

WWD:昨年12月に沖縄県立美術館・博物館で開催した作品展「EVERYBODY GONNA BE HAPPY!!」では、6日間で1500人以上が来場したそうだね。ポップアップはどんな人に見てもらいたい?

“ミラクルくん”:よくわかんない。

WWD:えっと(笑)、どんな人に来てもらいたい?

“ミラクルくん”:イカ博士が来たらチョーうれしい。

WWD:……(苦笑)。

“ミラクルくん”の父:すみません。ゲームのキャラクターですね。まだまだリアルな小学生なので、そのまま載せちゃってください。これがミラクルくんの素顔なので(笑)。

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