AirPods Maxをしばらく使用していると、アクティブノイズキャンセル(ANC)と外部音取り込みモードが上手く切り替わらず、片方しかANCが有効にならない場合があるとの一部ユーザー報告が伝えられています。
本来AirPods Proでは右側のイヤーカップにあるノイズコントロールボタンを押すとANCと外部音取り込みモードがシームレスに切り替えられますが、米MacRumorsは片方だけがANCに、もう一方が外部音取り込みモードのままに留まる事例があると報告しています。
あるMacRumorsスタッフも実際に体験しており、断続的に発生しているとのこと。記事執筆時点ではアップルが将来のアップデートで修正するかどうかは不明ですが、当面は次の手順を行ってからAirPods Maxをリセットすれば不具合を解消できると説明されています。
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付属の USB-C から Lightningケーブルを充電器に差込み、充電されていることを確認してください
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右イヤーカップ下部にあるLED(ステータスランプ)がオレンジ色に点滅するまで、ノイズ コントロール ボタンとデジタルクラウンを押し続けます
これはアップル公式のリセット方法と同じです。ともあれリセット後は左右のイヤーカップともノイズコントロールボタンを押せば左右ともANCないし外部音取り込みモードが揃うとのこと。また問題が再発する場合は、同じ手順の繰り返しが推奨されています。
それでも問題が解決しない場合は、ノイズコントロールボタンとデジタルクラウンを15秒間、LEDがオレンジ色に点滅してから白に変わるまで長押し。つまり工場出荷時の設定にリセットしてから、セットアップ手順に従ってiPhoneなどに再接続する他なさそうです。これでなお解決しなければ、アップルの公式サポートに連絡するタイミングです。
AirPods Maxについては、一部ユーザーから長時間使っているとイヤーカップの中で汗が結露して水が溜まっていたとの報告もあります。
So, uhh... my AirPods Max form condensation after extended use. They’ve never been used in any humid environment. The water gets inside the drivers and has caused ear detection problems. I’ve been wearing them inside sitting at a desk mainly, nothing crazy. Super concerning issue pic.twitter.com/0pWicvxLv9
— Donald Filimon (@donaldfilimon) December 27, 2020
米9to5Macは、AirPods Maxのイヤーカップが競合他社製品と違って金属製のため、外気により冷やされやすいことが原因だと推測しています。本現象は広く確認されているわけではありませんが、寒い部屋にいるときや運動中に使うと起こる可能性があるとも思われます。
その場合は水で洗い流さず、糸くずの出ない柔らかくて乾いた布を使うなど、アップル公式のお手入れ方法に従うことをお勧めします。
からの記事と詳細 ( AirPods Max、片側しかノイキャン有効にならない場合があるとの複数報告。リセットで解決することも - Engadget日本版 )
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