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Monday, November 30, 2020

想定外の「喝」を連発されたとき、フリーキャスターが台本通りに戻す方法 「脱線しました」と言ってはダメ - PRESIDENT Online

会話が脱線したときは、どのようにして本題に戻せばいいのか。フリーアナウンサーの唐橋ユミ氏は「とにかく相手に耳を傾け、本題に戻すきっかけになる言葉が出るまで待つ。そうすれば、相手に対して失礼にならずに軌道修正できる」という——。

※本稿は、唐橋ユミ『会話は共感力が9割』(徳間書店)の一部を再編集したものです。

自分なりの「キーフレーズ」を持っておく

インタビューをしていると、話が脱線してしまうことがあります。

唐橋 ユミさん

唐橋 ユミさん(写真提供=徳間書店)

会議や打ち合わせでも、話が脇道に逸れたり、要領を得ない発言をダラダラと続ける人が現れたりすることって、ありますよね?

同席者たちは「誰か止めてほしい」と思いながら、イライラ。

そんなときは進行役がうまく「キーフレーズ」を使えると、流れを変えてスムーズに進行することができます。

キーフレーズとは、「ご発言中ですが、要約させていただきますと」や「いろいろとうかがいましたが、ここでもう一度、本題の○○に戻ってみたいと思います」など、話の流れに割って入り、その場の流れを変えられる&仕切れるフレーズです。

会話が脱線したとき、話が長すぎて困っているとき、それぞれの場面で自分なりのキーフレーズをいくつかもっておくと便利です。

私は脱線した話も大好きで、時間が許すかぎり聞いていたいタイプなのですが、吞気に構えてもいられない場面もあります。

吉田照美さんとおすぎさんのトークバトルのなかで、「で、唐橋はどっちなのよ⁉」と振られて、「どっちもどっちですよ!」という私のコメントでオチがつくときは、まだいいのです。

脱線してしまうのは、だいたい目上の方だったりします。話が脱線したときも、無理に軌道修正するのは難しかったりするので、わざとらしくなったり、失礼になったりしないよう、注意を払って進行するようにしています。

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