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Friday, November 13, 2020

テスト色濃い前半からガラリと変貌…確固たる地位を築く遠藤航が日本代表を牽引する - Goal.com

【サッカー日本代表 ニュース】森保一監督率いる日本代表(SAMURAI BLUE/森保ジャパン)は日本時間13日に行われたパナマ代表との国際親善試合に1-0で勝利。18日のメキシコ戦を終えれば、次の活動である来年3月のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選が待っている。

■チームとしての形を模索した前半

 チャレンジの要素が色濃く出た試合で、ピッチに変化をもたらしたのは今季のブンデスリーガで存在感を示す遠藤航だった。

 日本代表は13日、オーストリアのグラーツでパナマ代表と親善試合を行い、最前線で起用された南野拓実がPKを沈めて1-0の勝利を収めた。

 先月のオランダ遠征から大幅に先発メンバーを入れ替え、システムは長らく採用してきた4バックではなく3バックにトライ。これまで以上にガラリと変えてきたことで、パナマ代表戦は来年のワールドカップ(W杯)アジア予選、ひいてはその先のカタールW杯に向けた強化の意図が多分に含まれた試合だったことがわかる。

 前半は特にチームとしての形を模索するのに時間が長かった。後方からビルドアップをしようにもボールを受ける選手がマークを剥がしきれず、縦にボールを入れることができないためスムーズなボール運びができなかった。逆に安易なミスからピンチを招くなど、苦しい時間が続いたことは間違いない。

 ただ、主将の吉田麻也が「いきなり最初からうまくいくとは思っていない」と振り返ったように、前半は新たな取り組みを施行する中でなかなか機能するのに時間がかかっただけのこと。前半の終わりには三好康児や久保建英が良い形で受ける場面が増えており、ピッチ内で修正と改善を行うことで変化の兆しは現れていた。

■勝利を手繰り寄せた遠藤の存在

20201114_Japan_Panama_1

 そして、噛み合わなかった部分を大幅にアジャストさせたのが、後半から出場した遠藤だ。

「前半は少し(柴崎)岳が高い位置を意識的にとって間で受けようとしていたけど、後ろが三枚で前も三枚いるのでちょっと詰まっていたかなという印象が個人的にあった」

 試合後にそう振り返った遠藤は、チーム全体の距離感を修正するために前線とディフェンスラインの間に立ってリンクマンとしての役割を実行。加えて、自身の武器であるボール奪取で相手の攻撃の勢いを削ぎ、守から攻への切り替えを滑らかにした。

 PK奪取につながるシーンではまさに遠藤の力が発揮された。ディフェンスラインの前の浮いたポジションで巧みにボールを受けると、絶妙な立ち位置をとった久保にシンプルに縦パス。「上から見ていて前に付けられればチャンスになるなと。拓実や2シャドーのところは空いていると思っていた」と狙い通りのパスからチャンスを演出し、試合を動かして見せた。

 相手の運動量が落ちてきたことやチームのバランスが前半より修正されてきたことは、もちろんある。ただ、それを踏まえても遠藤のパフォーマンスが高かったことは明らかだ。

 得意のボール奪取、巧みなポジショニング、試合を読む戦術眼。ブンデスリーガで確かな成長を続ける27歳は、これまで以上に確固たる地位を築き上げることで日本代表を牽引していく。

取材・文=林遼平

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November 13, 2020 at 05:41PM
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