禁酒法の時代に、こっそり営業していたBAR「SPEAKEASY」。2020年の東京の街にも、そんなひそかなBARがありました。月曜から木曜の深夜1時にオープンする“ラジオの中のBAR“「TOKYO SPEAKEASY」。各界の大物ゲストが訪れ、ここでしか話せないトークを展開するとか、しないとか……。 TOKYO FMの番組「TOKYO SPEAKEASY」6月22日（月）のお客様は、中園ミホさんと内山聖子さん。人気ドラマ「ドクターX～外科医・大門未知子～」で「脚本家」「プロデューサー」を務めたお2人。“親戚”のように仲がいいというお2人による、「ここでしか語れない」話とは？
◆脚本家が“ノッてる・ノッてない”がわかる!?
内山：私は本を書かないからわからないけど、苦しい作業なの？ 脚本って。 中園：楽しいときはありますよ。時間を忘れて書いちゃっているときもあるんだけど、なかなか毎日そんなわけにはいかなくて……そんなのは1年に一瞬とかそんな感じだから。そこへ行けたときはすごい気持ちいいし、何にも代えがたい快感だと思うけど。 内山：そうだね。私は脚本家とたくさんおつき合いをするけど、中園さんもそうだけどやっぱりちゃんと書けているのに、「この台本は“書けている”けど面白くない」って言うでしょう？ でも私も長くプロデューサーやっていると、だんだんとそれがわかってきちゃって。やっぱりすごい才能がある脚本家が書いても、「何かこれ、面白いと思っていないんだろうな」って。この台本を出して、プロデューサーとか監督に読まれるのが嫌なんだろうなっていうのがちょっとわかってくるようになった。 中園：ほぉ……いや、内山プロデューサーはすごいわかるよ。私がノッて書いてるときとノラないで書いてるときとでは、全然リアクションが違うから。 内山：去年はひどかったもんね。いろいろあって、人生ね。 中園：人生ね……書けないときもあるんだよ。私の場合、ボロボロになると主語述語もめちゃくちゃになっちゃうからね（笑）。今日も「絶対1時間説教される！」と思って、合わす顔がないです……。（この番組の企画発案者）秋元康さんにも「今日は私、内山プロデューサーに合わす顔がない日です」、ってLINEしておいたけど。
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June 27, 2020 at 11:10AM
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「ドクターX」プロデューサー・内山聖子「大きな事実に小さな一滴の“嘘”を込める」山田太一から脚本の極意を学ぶ（TOKYO FM＋） - Yahoo!ニュース
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