Mrs. GREEN APPLEのボーカル、ギター・大森元貴と、ドラム・山中綾華が、TOKYO FMのレギュラー番組に出演。「今、思うこと」をテーマに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、休校や卒業式が短縮されて行われることになった10代リスナーのメッセージを紹介し、今の思いを伝えました。
(TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」3月11日(水)放送分)
大森:今日の授業は「今、思うこと」。掲示板とかにもたくさん書き込みが来てますけど、“卒業”とか“休校”とか、そういったワードが多いですね。う~ん、ちょっとなんかやっぱり……来るものがありますよね。最近のその……なんつーんですか? なんか……いろんな思いをしてる生徒(リスナー)がたくさんいると思うんだ。だから今日は、そんなみんなの書き込み、今みんなが思っていること、「みんなの今」について、ゆっくり見ていこうかなと思います。
【私はこの一年のクラスが早く終わればいいな、とずっと思っていました。でも、休校になったことで残りの一ヶ月がなくなり、はじめは嬉しかったけどだんだん寂しくなり、そこで初めて、自分がこのクラスが大好きだったことに気づきました。(13歳女性)】
山中:そうだよね。
大森:「なくなっちゃった! よっしゃラッキー!」なんて思ってるヤツは、きっといないと思うんだ。いろいろ思うことがあるよね~……。僕もやっぱり学校嫌いな人だったんで、なんか早く終わればいいのになーって思ってたんですけど、ちょっとこういう経験はないので計り知れないですけども……綾華どう?
山中:日常って繰り返すものじゃない? その中で「嫌だな」って思うことももちろんあると思うんだけど、ほんとは楽しかったんだな、とかそういう思いって、こういうことになって初めて気づくっていうのはあるかもしれないけど……。
大森:気づけてよかったけどねー……。
【私はこの春高校を卒業します……が、卒業式は教員と生徒だけで行うことになりました。時間短縮により自分の手で卒業証書を貰えないし、在校生と一緒に「旅立ちの日に」を歌えないし……。終わったあとも、友達や校舎を惜しんで写真を撮る前に学校を追い出されます。私が思い描いてた、みんなで泣いていろんな人に見送られる普通の卒業式が出来なくなって悲しいです……。最近は大好きな「春愁」をリピートして聴いてますが、逆に卒業式への想いが溢れて苦しくてやるせない気持ちになります(笑)。でもそんな気持ちも全部大切にして、そんなこともあったな、と大人になって笑い話になればいいなと思うようにしています。全国の卒業生、そして私、卒業おめでとう!(18歳女性)】
大森:おめでとう!でも、“卒業式ってこういうもの”というイメージがあるよね。みんな並んで、下の学年の人たちも並んで、後ろに父兄の方がいて……みたいな。う~ん難しいですね。生徒の気持ちがビシビシ伝わって来ますが、それに対して現状別に僕らは何もできないわけじゃないですか。大人の人たちが勝手にいろいろ言ったり言わなかったりだったり、遅かったりなんだったりみたいなことで……いま青春を謳歌してる子たちの……あの、青春を奪ったとまでは僕思わないですよ! 今まで過ごしてきた日常は絶対変わりないし、それが別に無くなっちゃったわけじゃないけど。ただ、卒業式が短縮されたり無くなっちゃったり、中止になったところもあると思うんだ。だから、時間短縮でもまだまだいいほうなのかもしれないけど……綾華はどうですか?
山中:そうだね……やっぱりでも……起こっていることがことだけに、しょうがないっていう部分もあるかもしれないけど……。
大森:世の中の流れがありますからね。
山中:そうですね。でもずっと悔やんでほしいわけじゃなくて、この気持ちを次に繋げられたらいいなとすごい思いますよね。
大森:そうですね。だし、絶対強いと思うんですよ。そういう経験をしている子たちは。いまの大人が持ってないエネルギーを持って育つはずだから、前向きにいろんなエネルギーにしてほしいなとすごく思います。
山中:うん。
大森:だけどほんとに……そうだな、みんな強いな。うん。だけどほんとに……いま僕らは、手洗いうがいしかできないから(笑)。
山中:そうだね。
大森:でもそういうことを、積み重ねるしかないと思います。
【今日(2月28日に)、休校になることが正式に決定しました。卒業式も卒業生とその保護者、先生だけで行うことが決まりました。それで、卒業式当日に、今までクラスメイトと練習してきたミセス先生の「春愁」が歌えないかもしれないということになったのですが、先生方が今日の放課後時間をとってくださり、まだまだ練習途中ではありますが在校生たちに「春愁」を届けることができました。もう、進路もバラバラで、当分会えなくなるけど最後に“大好きだ!”という気持ちを届けられて良かったです。「春愁」を作ってくださりありがとうございました!(15歳女性)】
大森:ちょっと来るものがありますね~……。嬉しいですね……。どうですか綾華さん、ちょっと僕は……。
山中:そうですね……でも、急に決まったことだったもんね?
大森:そうだね。
山中:そのときのショックって、すごかったと思うし。きっと、いろんな気持ちを抱えてたと思うんですけど……。
大森:はい。そうですね……まあでも、暗い話ばっかりしても仕方ないし。SCHOOL OF LOCK! 含めミセスLOCKS! 含めその生徒たちは、それをエネルギーに転じさせる力のあるチームだと思ってるので……今日、ギターを持ってきたんですけど、歌ってもよろしいでしょうか?
山中:聴きたいです。
大森:ちょっと……このタイミングで歌わないと作ったことが嘘になりそうだから、今日は生演奏で弾き語りでお届けします。「春愁」。
――ここで、「春愁」を弾き語りで披露
大森:お届けしたのは、Mrs. GREEN APPLE「春愁」でした。パチパチパチパチ~!
山中:う~ん!
大森:いや~……ちょっとは伝わったかな? 届いたかな? すごく不安だと思います。いろんなこと……もうウイルスも気になるし、自分らの学校生活奪われたし。大人も不安なんだから、10代の君たちが不安で当然だと思います。それは間違ったことではないし……でも何度も言うように、僕らはそれをエネルギーにして消化する術を、きっと知っていると思います。
山中:うん。
大森:だから、すごく前向きに前向きに。何かしら、自分だけのものを持って、輝くものを持って、突き進んで欲しいなと。笑顔で突き進んでほしいなと思います!
<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:とーやま校長
放送日時:月~金曜 22:00~23:55
番組Webサイト ⇒ https://www.tfm.co.jp/lock/
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March 14, 2020 at 03:06PM
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