Photo : YONHAP News
韓国航空宇宙研究院は、2日に行われた「タヌリ」の2回目の軌道修正が成功し、月に向けて順調に飛行していると、４日、発表しました。
軌道修正は、探査機の飛行中の各種原因による軌道からのズレを修正することによって、探査機がより理論上の軌道に近づいて飛行できるようにする作業です。
「タヌリ」は、今月2日に2回目の軌道修正が行われ、航行の方向や速度などを修正したほか、地球と月の間の航行に必要な燃料の消費を最小限に抑えるための調整が行われました。
その後のデータ解析の結果、軌道修正は計画どおりに実行されたことが確認できたということです。
「タヌリ」は、今月16日に3回目の軌道修正を行う予定でしたが、2回目が成功したため、見送ることになりました。
「タヌリ」は8月5日、アメリカ・ケープカナベラルからアメリカの民間企業のロケットで打ち上げられ、2日後に最初の軌道修正、そして今月2日に2回目の軌道修正を行いました。
12月17日には月周回軌道に乗り、来年1月1日に目標とする月の上空100キロの軌道に入って、月面の観測、韓国の月着陸候補地の探査、磁場測定、月資源の調査などを行う予定です。
からの記事と詳細 ( 月探査衛星「タヌリ」 ２回目の軌道修正にも成功 - KBS WORLD Radio News )
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