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Friday, September 30, 2022

「改めて阿波野秀幸という男はすごい」 与田剛氏が語る大学時代から続く信頼 - Full-Count

中日の監督に就任すると迷わず招聘「絶対に必要な人だった」

 昨季を限りに中日の投手コーチから退いた阿波野秀幸氏が以前、「僕は与田(剛)が辞める時は一緒に辞めようと決めていました」と話していたことがある。2019年に中日の監督に就任し、3シーズンをともに戦った与田剛氏は亜細亜大時代の1つ後輩で親交が深い。阿波野氏の在任中、チーム防御率は飛躍的に改善され、その手腕を高く評価されたが、一蓮托生の想いは変わらなかった。

 先輩の想いを知った当時について、与田氏は「正直、複雑でした」と振り返る。

「私が監督に就任した時、全コーチに対して『自分の契約は3年だけど、それが終わった時、球団に残ってほしいと言われたら残ってほしい』と伝えていました。与田に呼ばれたから一緒に辞める、という気持ちは嬉しいですが、選手のために残ってほしかった。自分は身を引くけれど、せっかく良くなってきたものを理解して、引き継いでくれる人がいればと思ったんです」

 与田氏が監督を引き受けた時、コーチを務めた時以上に「キチンと引き継がなければいけない」と感じたという。前任者から引き継ぎ、後任者へと引き継ぐ。「ビジネスの世界では当たり前のことだと思うので、僕もそういう意識を大切にしてきました」と言葉を続ける。

「こんないいことがありました、こんな問題がありました、ということは、前任者から後任者に伝えるべきこと。監督やコーチが変わっても、チームのルールや考え方は揺るいではいけないものです。もちろん、いい方向に修正することは大事ですが。そういうことを阿波野さんは特に理解していただける方だったので、僕はすごく助けていただきました」

 阿波野氏との付き合いは40年近くにもなる。強豪・亜細亜大硬式野球部の先輩後輩で、学生寮では同部屋だった。当時から顔を合わせれば野球談義に花が咲き、「野球に対する考えはもちろん、まずは社会人として尊敬している」と話す。阿波野氏は1987年に近鉄入りすると、同年に15勝を挙げて新人王に輝くなど一時代を築いた。2000年を限りに現役を退いた後は、プロ・アマ問わず指導者として幅広く活躍。与田氏は「僕にとって、チームにとって絶対に必要な人だった」と投手コーチとして招いた。

任期中に投手陣の成績が上がるも「たまたま」

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デジタルプラス、2022年9月期通期業績を上方修正!GAFAメディア事業にてメディア売却を実施 - PR TIMES

■業績予想の修正について
2022年9月期の通期連結業績予想につきましては、販売費及び一般管理費に関して、IFRS関連のコストなど当初想定していないコストが発生し利益を圧迫したものの、フィンテック事業及びGAFAメディア事業において売上高が堅調に推移したこともあり、売上高、営業利益及びEBITDAについて、前回予想を上回る見込みとなったことから、上方修正することといたしました。

 


なお、経常利益については、営業利益の修正を踏まえて、新たに算出し開示しております。親会社に帰属する当期純利益及び1株当たり当期純利益につきましては、事業譲渡を踏まえて、今回業績予想を開示することといたしました。詳細につきましては、適時開示「業績予想の修正及び特別損失の計上に関するお知らせ」をご覧ください。
▼「業績予想の修正及び特別損失の計上に関するお知らせ」はこちら
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS08876/8e058d60/af9d/443b/b5f9/34913833d53c/140120220929538486.pdf


■事業譲渡の理由
当社グループは2018年度より抜本的な経営改革を決定、推進してまいりました。そのような状況において、新たなる飛躍の為、10年後も成長し続ける生産性の高い新たな事業モデルの創出を目的として、成長市場に当社の保有するテクノロジー、リソースをかけあわせ、高い収益性を実現する新たな事業モデルの構築を目指したGAFAメディア戦略を打ち出し、「GAFAメディア事業」としてメディア買収・メディア運営・メディアの新規立ち上げを行ってまいりました。その結果、メディア買収当初に掲げていた目標である、EBITDA率の向上によるキャッシュフローの改善を実現し、当社グループの中心的な事業のひとつとして大きく貢献をしてまいりました。しかしながら、事業の特性上、マクロ環境を含む外部環境の影響が事業のKPIに直接的に与える影響が大きく、事業運営のコントロールが容易でない局面が発生し、今後も外部環境の影響を受ける可能性が極めて高いと考えております。このような外部環境を踏まえて、より安定した経営環境と絶対的な利益成長を実現することできる事業に一定程度置き換えていくことは不可避であると判断し、GAFAメディア事業が運営する「すーちゃんモバイル比較」、「漫画大陸」、「脱毛ドコイコ」を譲渡することを決定いたしました。


■GAFAメディア事業から生み出されたキャッシュフロー
GAFAメディア事業部は、漫画大陸・すーちゃんモバイル比較を始め合計4.21億円分のメディア買収を行ってまいりましたが、その後同メディアの運用を通じて生み出されたキャッシュフロー及び売却による譲渡金額含めた投資回収率は177%超を達成し、期中の収益に大きく貢献しただけでなく、来期以降新たな領域の買収資金を十分に確保することができました。なお、すーちゃんモバイルの譲渡益に関しては、来期に引き続き同メディアの運用コンサルティングを行うこととなっているため、当期の特別利益として認識されず、来期以降に繰り延べられることになりましたが、来期以降は営業利益として認識される予定です。


■今後のGAFAメディア事業について
メディア買収及び新規立ち上げを行い、自社運営をメインに事業を展開しておりましたが、今後はメディア運営コンサルなどを含めたマーケティング機能を拡張し、全社におけるマーケティング基盤としての事業展開を推進、当社サービスのデジタルフィンテックとの事業シナジーを生み出し、さらなる成長を目指してまいります。


■来期に向けて
当社は、来期リアル超えの達成に向けて、GAFAメディア事業の方向性の整理、IFRS適用を始めとして今期中にしっかりと準備を進めてまいりました。また、今般の業績予想の修正及びGAFAメディア事業の方向性について、本プレスリリースにてお示しした資料に基づいて詳細をご説明する動画を発表させて頂いておりますので、併せてご参照ください。
▼説明動画はこちら
https://irtv.jp/channel/8516


■株式会社デジタルプラス 会社概要
社名 株式会社デジタルプラス
代表取締役社長 菊池 誠晃
所在地 〒151-0062東京都渋谷区元代々木町30-13
設立年月日 2005年7月29日
事業内容 GAFAメディア事業・フィンテック事業
コーポレートサイト https://digital-plus.co.jp/

【当リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社デジタルプラス PR担当 佐藤
TEL:03-5465-0690 Email:pr@digital-plus.co.jp  

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ショクブン、通期の純利益予想を上方修正 2億3900万円から2億9200万円に - 日本経済新聞

ショクブンは30日、2023年3月期の純利益が前期比32.1%増の2億9200万円になる見通しだと発表した。従来予想の2億3900万円(前期比8.1%増)から上方修正した。経常利益は前期比3.2%減の2億4400万円(従来予想は前期比4.4%増の2億6300万円)に引き下げた。営業利益は同3.5%増の2億6300万円、売上高は同6.4%増の73億1800万円と、それぞれ従来予想を据え置いた。

ショクブンは中部・関西圏で、一般家庭向け夕食材料などの宅配サービスを展開。業績修正の理由について、同社の説明は以下の通り。

食材を顧客にお届けするアドバイザーを中心とした人員の人手不足や急激な物価上昇などによる消費マインド低下の影響が大きく、当初の予算よりも売上が未達となる見込みである。4月より主力商品の販売価格を2.5%〜5.0%値上げを実施したが、原材料費やエネルギー価格の高騰が予想をはるかに超える水準で推移した為、原価率が上昇した。営業外費用については、支払手数料が増加し予算を上回った。付別途開示している「固定資産の譲渡に関するお知らせ」に固定資産売却益を1億1千万円計上する。34億5700万円の売上高、400万円の営業利益、1100万円の経常損失、7300万円の親会社株主に帰属する四半期純利益となる見込みである。通期の業績見通しは、第2四半期連結累計期間業績は未達となっているが、9月中旬より4月に続いて2回目となる約6%の値上げを実施しており、下期においては、新たなPB商品の販売、大手ECモールでの自社開発商品の取扱い開始、ふるさと納税返礼品事業への参入、BtoB取引の強化、年末商戦での売上増加を見込んでいる。売上高、営業利益においては従来予想を据え置き、経常利益、親会社株主に帰属する純利益は第2四半期連結累計期間と同様の理由により修正する。業績予想を行った結果、73億1800万円の売上高、2億6300万円の営業利益、2億4400万円の経常利益、2億9200万円の親会社株主に帰属する純利益となる見込みである。個別の第2四半期累計期間業績及び通期業績予想については、連結と同様の理由によりそれぞれ修正する。

決算サマリー自動生成について
企業がネット上に開示した決算発表資料から業績データやポイントを人工知能(AI)技術を使って自動で文章を作成しました。詳しくはこちらをご覧ください

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Wednesday, September 28, 2022

サイバートラスト、脆弱性管理「MIRACLE Vul Hammer V4」を提供、SBOMでライブラリ全体を検査 | IT Leaders - IT Leaders

サイバートラストは2022年9月28日、脆弱性管理ソフトウェアの新版「MIRACLE Vul Hammer V4」をリリースした。Vul Hammerは情報システムを構成するOSやソフトウェアの脆弱性を調べて可視化する製品。新版では、SBOM(ソフトウェア部品表)を取り込んで、依存するソフトウェアコンポーネントを含めて脆弱性を可視化できる。

 サイバートラストの「MIRACLE Vul Hammer」は、構成するOSやソフトウェアの脆弱性を調べて可視化する脆弱性管理ソフトウェアである。Linuxなどオープンソースソフトウェアを中心に、ソフトウェアの脆弱性管理を自動化・効率化する。「脆弱性を含んだバージョンのソフトウェアを使っているか」「脆弱性を修正する更新プログラムを適用しているか」などが分かる(図1関連記事サイバートラスト、脆弱性管理「MIRACLE Vul Hammer」新版、システム設定の脆弱性を検査)。

図1:脆弱性管理ソフトウェア「MIRACLE Vul Hammer」の概要(出典:サイバートラスト)
拡大画像表示

 脆弱性の情報ソースとして、ベンダー各社が発信する脆弱性情報/データベース(NVDなど)を利用する。システムに対する脆弱性のスキャンは、ユーザーサイトに設置するサーバーソフトウェア(SCANマネージャ)が実行する。監視対象のシステムにリモートログイン(SSH)して脆弱性を調べる方法と、WindowsのPowerShellスクリプトをリモート実行(WinRM)する方法がある。SCANマネージャのWeb画面を介して、脆弱性の一覧や詳細、サーバーごとの脆弱性などを把握できる。

SBOMのインポートで依存ライブラリの脆弱性を管理可能

 新版のVul Hammer V4では、SBOM(ソフトウェア部品表)を取り込むことで、依存するソフトウェアコンポーネントを含めて脆弱性を可視化できるようになった。SBOMは、ソフトウェアを構成するコンポーネントやライセンスの構成情報を記したデータである。SBOMを参照することで、ソフトウェアがどんなライブラリを利用しているのかが分かり、ライブラリの脆弱性をチェック可能になる。

 現状では、SPDX(JSON)形式のSBOMデータを取り込むことができ、今後、対応する形式を増やすとしている。Web画面では、コンポーネントの構成情報を一覧表示する。コンポーネントの脆弱性をスキャンする際に必要なCPE(システムを構成するハードウェアやソフトウェアなどを識別するユニークID)は、SBOMの取り込みによって自動で登録される。このため、手動で入力する必要がなくなる。

 ソフトウェア製品のSBOMを提供しているベンダーは少ないが、提供している場合はこれを取り込んで利用できる。サイバートラスト自身もVul HammerのSBOMを公開している。また、市場には、システムをスキャンしてソフトウェアコンポーネントの構成情報・依存情報をSBOMデータとして出力する開発支援ツールもある。これを組み合わせて使うことで、ライブラリを含めた脆弱性チェックを省力化可能である。

 「2021年12月にApache Log4jの脆弱性が見つかり修正された件(関連記事Javaログ出力ライブラリ「Log4j」の脆弱性、修正した最新版2.17.0をリリース)などを契機に、ソフトウェアには多くのパッケージやライブラリとの依存関係が存在することと、依存関係を把握していないとサイバー攻撃への対応が困難になることが明らかになった。現在では、依存するコンポーネントを把握して脆弱性に対処することや、SBOMの提供・利用することが求められている」(サイバートラスト)。

●Next:Vul Hammer V4のその他の新機能

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「スプラトゥーン3」、通信エラーや“スーパーサザエ問題”を修正する更新データを9月30日に配信 - GAME Watch

 任天堂は、Nintendo Switch用シューティング「スプラトゥーン3」において、更新データ「Ver.1.1.2」を9月30日10時に配信する。

 本更新データでは、通信環境によってバトルやバイト終了後に“高い頻度”で通信エラーが発生する問題に対して、追加の対策が行なわれた。さらに、前回のフェス終了後に発生した、スーパーサザエが受け取れない問題が修正されている。

 また、特定の地形の隅にスペシャル「エナジースタンド」を設置し、その近くでインクリングがイカからヒトになると、プレーヤーが地形内部に入り込んでしまう問題に対して、対策が行なわれた。なお、このように故意に不具合を利用するなどして、他のプレーヤーへの迷惑行為が認められた場合は、アカウントの「利用停止等の措置」を行なうと、同社が喚起している。

□「スプラトゥーン3 更新データ」のページ

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YCC修正は物価目標達成を困難にし不適当と1委員-7月日銀会合 - ブルームバーグ

日本銀行が7月20、21日に開いた金融政策決定会合で、ある委員は現在のイールドカーブコントロールを修正することは長期金利の上振れなどを通じて経済に下押し圧力となり、物価安定目標の持続的・安定的な達成をより困難なものとするため適当ではないとの見解を示した。 議事要旨を28日に公表した。

  • 金融緩和を粘り強く続けることが適当との認識を共有
  • 物価目標の持続的・安定的実現に賃上げ重要-何人かの委員
  • 賃金動向、統計などを用いて的確に把握する必要-複数委員
  • 基調に基づいた政策運営が適切-物価予想2%超で複数委員
  • 予想物価上昇率高まり、実質金利低下で緩和効果強まっている-複数委員
  • 最近の国債購入増、市場機能への影響注視-1委員
  • 必要なら躊躇(ちゅうちょ)なく追加緩和講じることで一致
  • 見通し期間内の物価2%到達見込み難い-複数委員
  • 持続的に物価上昇していく可能性高まっている-1委員
  • 世界経済にショック生じれば円高に転じる可能性-1委員

  24年ぶりの円安が進行する中で開かれた会合では、金融政策運営の現状維持を決めた。会合後に公表した新たな経済・物価情勢の展望( 展望リポート)で、2022年度の消費者物価(生鮮食品除くコアCPI)を前年度比2.3%上昇(従来は1.9%上昇)に上方修正し、日銀が目標とする2%を上回った。23、24年度は1%台前半にとどまり、黒田東彦総裁は記者会見で「金利を引き上げるつもりは全くない」と語った。

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焦点:政府と日銀に齟齬か、介入で憶測 いずれ緩和修正の見方も - ロイター (Reuters Japan)

[東京 28日 ロイター] - 22日の円買い介入を巡り、政府と日銀の間に政策の齟齬(そご)があるのではないかとの憶測が市場関係者の間で広がっている。両者とも矛盾はないと否定するが、円安のマイナス影響を懸念する政府に押し切られ、いずれ日銀は緩和政策の修正を迫られるとの見方は根強い。

 22日の円買い介入を巡り、政府と日銀の間に政策の齟齬(そご)があるのではないかとの憶測が市場関係者の間で広がっている。写真は都内の日銀本店で2016年9月撮影(2022年 ロイター/Toru Hanai)

<証券会社に続々と問い合わせ>

金融政策決定会合後の22日午後、黒田東彦総裁は政策金利を当面引き上げる必要はないと発言し、円相場は1ドル=145円後半まで急落した。金融政策の先行き指針(フォワードガイダンス)も「2、3年は(変更)ない」と表明したことも円売りを誘った。

政府は円買い介入に踏み切ったタイミングを公表していないが、黒田総裁による会見終了後の午後5時ごろとされる。市場から円資金を短期的に吸収する円買い介入と、円の供給を増やす金融緩和は真逆の対応に映った。

「日本政府と日銀の政策は整合性が取れていないのではないか」──。在京の外資系証券関係者は、こうした照会が後を絶たないと明かす。

日銀側も政府側も、政策は整合的だと強調する。26日に大阪市内で会見した黒田総裁は、矛盾しないかと記者から問われ、「そのようには全く考えていない」と否定。財政政策と金融政策は「目的や効果が異なっているからこそポリシーミックスが可能になる」と語った。鈴木俊一財務相も26日の閣議後会見で、「(黒田総裁の)発言の中にも急激な円安に対する強い憂慮の念についての発言があった。(政府・日銀は)共有した認識を持っている」と話した。

政府関係者の1人は、「日銀は物価をターゲットに責任を持ち金融政策を運営し、それに伴う金利差が為替に影響すれば財務省が必要に応じて対応する。互いのすみ分けは出来ている」と解説する。

世界的な商品価格の高騰と円安で消費者物価は3%に迫る勢いながら、政府・日銀内では持続的な物価上昇に懐疑的な見方が強い。「賃金が上がらない中での物価上昇に対し、日銀が金融緩和を続けるのは当然」との声も政府内にはある。

<22日の発言を修正>

それでも、再び為替が円安に振れる中で煙はくすぶる。原材料高を理由に3月に価格を引き上げた日本マクドナルドとミスタードーナツは26日、再値上げを発表した。今回は円安の進展も理由の1つに挙げた。

「円安は経済にとってマイナスである、というのが政府の認識であることを考えると、本音では円安を止めたいと考えているのだろう。一方で日銀が金融緩和を続けているため、円安になりやすい」と、日銀審議員を務めた野村総研の木内登英エグゼクティブ・エコノミストは指摘する。「両者の姿勢は矛盾しているというのが実態だ」と話す。

黒田総裁は26日の大阪市の会見で、円急落の一因となった22日のフォワードガイダンス維持発言を一部修正した。「現在の長短金利の水準、またはそれを下回る水準で推移することを想定している」という政策金利のフォワードガイダンスは「コロナ感染症にひもづいたもの」だとし、「必ずしも2―3年という長期(のもの)というわけではない」と語った。自らの退任後の金利政策について言及したことに対し、民間エコノミスト中心に批判がでた後の発言修正だった。

「世界的にインフレが問題になる中で、日銀は総裁の交代時期を迎える」と、日銀の考え方をよく知る関係者は言う。「トップが代わる時期は政策を修正するチャンスとなる可能性がある」

(木原麗花、山口貴也 取材協力:梶本哲史、竹本能文 編集:久保信博)

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Tuesday, September 27, 2022

約200社が出展『AI・人工知能EXPO【秋】』10月開催 機械学習/エッジAI/自然言語処理/画像・音声認識/対話AIなど一堂に集結 - ロボスタ

AI・人工知能EXPO【秋】」が今年も10月末に開催される。AIをDX推進・業務効率化に活用するための専門展。下半期では日本最大級の規模で200社が出展予定。社会や生活を豊かにする最新AI技術、ディープラーニング、機械学習、エッジAI、自然言語処理、画像・音声認識、対話AIなどが一堂に集結する。
「AI・人工知能EXPO」はリアルイベントの場で、まとめて最新情報をチェックできる絶好の機会になるだろう。AIの導入事例や最新動向が分かるセミナーも開催される。


開催期間は、2022年10月26日(水)~28日(金)。各自10:00~18:00。最終日のみ17:00終了となっている。場所は幕張メッセ。同時開催は「ブロックチェーン EXPO【秋】」「量子コンピューティング EXPO【秋】」「デジタル人材育成支援 EXPO【秋】」。入場料は5,000円だが、事前登録で入場無料となる。参加を検討している人は忘れずに登録しておこう
「デジタル技術を社会に浸透させて人々の生活をより良いものへと変革する」デジタルトランスフォーメーション(DX)が今年もキーワード。DXの活用には、AI技術がかかせない。AIは実用化のフェーズに入り、さまざまな分野で急速に導入が進んでいる。
今回は、注目の出展企業からその一部を紹介しよう。
AI・人工知能EXPO【秋】公式サイト
AI・人工知能EXPO【秋】公式サイト

AIはあらゆるビジネス現場で活躍 ~AI技術の最前線を体感~

介護やスポーツにも活用!人の動きを検知

Motion-AI ViZO(株)


人体の関節の動きを検知し、人の動きを見える化。 カメラが手の動きを検知し画面上のキャラクターを操作する体感型ゲームAIや、スポーツにおける運動性能向上サポートも可能。また介護の場面においては転倒の可能性を検知する等、利用方法は無限大。
議事録にIT革命 AIライティングレコーダー VOITER

iFLYTEK JAPAN AI SOLUTIONS (株)


ノイズ処理テクノロジーに優れ、高い音声認識精度を実現する次世代AIライティングレコーダーです。騒がしい環境や、オンライン会議でも高精度な文字起こしを実現し、AIが文脈を判断して文字を自動修正することでより正確な文字起こしを実現。

最新技術でよりよい未来をつくる

野生動物被害対策に!クマ探知AI

ガルム (株)


トレイルカメラを要点に設置し、撮影範囲内に熊を検知した場合に自治体にメール通知を行うシステム。 現在は富山県で実証実験中ですが、今後は順次北陸地方で展開していく予定。 クマの他にサルやイノシシ、シカなどの他の動物にも対応させることが可能。
プロジェクションマッピングによる可視光通信技術

国立大学法人東京農工大学 中山研究室


プロジェクションマッピングにおいて投影される光にデジタルデータを乗せて通信する、まったく新しい無線通信技術を開発。実空間の様々な物体の表面を通信チャネルとして利用する可視光通信の技術とも言えます。「プロジェクションマッピングをスマートフォンで撮影したユーザ」に限定した情報提供などに活用可能。
音声データ170カ国以上、292以上の言語・方言に対応可能 他 多数のAIサービス

アッペンジャパン (株)


世界で最も革新的な人工知能システムを構築し、継続的に改善するために使用される画像、テキスト、発話、オーディオ、ビデオの収集とラベリング。235以上の言語での専門知識を持ち、100万人を超える熟練した請負業者のグローバルクラウドワーカー、業界最先端のAI支援データアノテーションプラットフォームを有する。世界中のテクノロジー、自動車、金融サービス、小売、製造、政府機関のリーダーが求める品質、セキュリティ、速度を提供。
個人情報にさっとモザイクAI

マスキングAI FastLabel (株)


写真や映像に含まれている、人の顔や車のナンバープレートなどの個人情報に関わる要素を自動で認識し、該当箇所をモザイクや黒塗り処理によって自動で消し込み。交通監視カメラやドライブレコーダーの映像、店舗内の監視カメラ映像、その他にもTVやYouTubeなどのメディアに公開する映像/写真にも使用可能。

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