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Wednesday, June 29, 2022

北京市トップ、ゼロコロナ「今後5年堅持」と発言か…SNS上で猛反発が起き報道修正 - 読売新聞オンライン

 【北京=田川理恵】中国・北京市で、市トップの 蔡奇ツァイチー 市共産党委員会書記が、新型コロナウイルスの感染を徹底して抑え込む「ゼロコロナ」政策を「今後5年堅持する」と発言したと伝えられた。SNS上などで激しい反発が起き、官製メディアがその日のうちに報道を修正する事態となった。

 蔡氏が27日開幕の党の市代表大会での演説で言及したとして、市の党機関紙・北京日報が速報で伝えた。その後、「今後5年」の部分を削除した。香港紙・星島日報によると、北京日報の社長がこの部分は記者が誤って付け加えたとSNS上で釈明したが、正式説明はない。

 ゼロコロナ政策は、入国制限や感染者の徹底した隔離、都市封鎖を柱とする。北京でも4月末以降、店内飲食禁止など厳しい感染対策を実施しており、住民の不満が高まっていた。

 SNS上では「あと5年も外界と切り離された状態が続くのか」「正気が保てない」といった投稿が相次いだ。党機関紙系の環球時報前編集長の胡錫進氏も、北京で同様の状況が5年続けば「市民も経済も耐えられない」と投稿した。

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