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Monday, March 28, 2022

北電、過去最大70億円赤字予想 21年度連結 - 朝日新聞デジタル

 【富山】北陸電力は28日、2021年度通期の連結業績予想を下方修正し、純利益が70億円の赤字になる見通しだと発表した。これまでは30億円の赤字を見込んでいた。赤字になれば17年度以来で、赤字幅は1994年度に連結決算を始めて以降、最大。渇水による水力発電量の減少と電気の取引価格の高騰が重なったことが響いた。

 総販売電力量の増加により、売上高は当初予想の6千億円から6100億円に上方修正する一方、経常利益は200億円の赤字に下方修正した。経常利益が赤字になるのは、連結決算の開始以降、初めてという。

 北電によると、雪解けが遅れている影響で有峰ダム(富山市)などで渇水が起き、水力発電量が大幅に落ち込んだ。これに、ロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けた卸電力取引所の価格高騰が重なったという。

 北電は、松田光司社長を本部長とする緊急経営対策本部を設置。支出の見直しを図り、キャッシュフローの安定に努めるという。

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