文書作成アプリで使える時短テクニックとあれば、どんなものでも歓迎されるものだ。このほどグーグルの「Google ドキュメント」にも新しい機能が追加され、ハイフン(-)を3つ入力するとエムダッシュ(emダッシュ=長いダッシュ「—」)、ふたつだとエヌダッシュ(enダッシュ=短いダッシュ「–」)に自動変換されるようになっている。
気づいていない人もいるかもしれないが、テキスト入力のショートカットや代替キー、オートコレクトといった機能は、非常に簡単に自分でもつくれる。これはGoogle ドキュメントに限らず、マイクロソフトの「Word」やアップルの「Pages」でも可能だ。やり方を知っていれば、相当な時間と労力の節約につながるだろう。
今回は上記の3つのアプリについて紹介するが、ほかの多くのアプリでも同じような機能を利用できる。「設定」を探してみれば、似たような機能が見つかるはずだ。
「Google ドキュメント」の場合
つづりをよく間違えてしまう単語やフレーズがあって、それをGoogle ドキュメントが自動修正してくれたらいいのに──と思っているなら、自分でその機能をつくればいい。言葉を入力する際に自動修正されるので、例えば特定の文字セットを長い語句のショートカット代わりに使うこともできる。
まず、ウェブブラウザーでドキュメントを開いた状態で、「ツール」→「設定」→「置換」を選択する。「自動置換」のチェックボックスにチェックが入っていることを確認し、標準設定されている置換候補のリストを見る。
リストを確認のうえ、適用したくないものはチェックを外そう。リストの右側にある小さな「×」アイコンを使って、置換候補を完全に削除することもできる。
オートコレクトや置換候補を自分でつくるには、「置換」と「置換後」のボックスを使う。両方のボックスに入力するとリストのいちばん上に追加され、必要に応じて編集したり削除したりできる。リストが完成したら「OK」をクリックすればいい。
いまはGoogle ドキュメントもずいぶん賢くなって、よくあるスペルミスの多くについては、こちらが何もしなくても置換してくれる。置換候補の単語が正しいスペルで表示され、変更箇所を示す破線のアンダーラインが表示される。何らかの理由でGoogle ドキュメントが間違えた場合は、その単語をクリックして「元に戻す」を選択する。
マイクロソフト「Word」の場合
マイクロソフトのWord(Windows版)では、オートコレクトを「ファイル」→「オプション」→「文章校正」から設定する。「文章校正」の機能では、スペルや文法のチェックに関するさまざまなオプションのほか、ユーザー辞書のサポート、「文書の読みやすさの評価」などが網羅されている。
入力中に自動修正させたいなら、「オートコレクトのオプション」を選ぶ。引用符を別の形状の引用符に置き換えたり、2連続したハイフンをエムダッシュに変換したりといった設定が、「入力中に自動修正する」というボックスの下にある。ここを必要に応じて編集すればいい。
からの記事と詳細 ( 文書作成アプリでのテキスト入力は、もっと簡単にできる:自動修正や置換をカスタマイズする便利なテクニック - WIRED.jp )
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