東芝は1日、綱川智社長(66)が同日付で辞任すると発表した。新社長には島田太郎執行役上席常務(55)が昇格する。東芝は、昨年11月に会社を3分割する計画を打ち出した後、わずか3か月で2分割に計画を修正するなど経営の混乱が続いており、体制刷新で立て直しを図る狙いとみられる。
畠沢守副社長も辞任し、後任の副社長には柳瀬悟郎東芝エレベータ社長が就く。
島田氏は、車谷暢昭前社長がデジタル事業の強化に向けて独シーメンス日本法人から招いた。東芝のデジタル事業を担う子会社のトップも務めている。
東芝の会社分割案には大株主の投資ファンドの一部が反対していた。東芝は経営体制を一新した上で、3月24日に予定される臨時株主総会で会社分割に対する株主の理解を得たい考えとみられる。
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